
ややオーバーデコレクティブなスタイル?
某所で発見した、ベストセラーのFIAT500です。
しかし、フツ~の500とは少し違うのです。

ATセレクターに注目
デュアロジック(シーケンシャルAT)とは違うのです。

アイシン製の6AT!
ステアリング位置がレフトであるように、この個体はUS仕様のトルコンAT車でした。
すでに国内にも並行輸入されているのは知っておりましたが、現物を見たのは初めて
です。
ATだけがトルコンに変更されてるのかと思ったら違いました。

なんと1.4マルチエアーエンジン! NA仕様101PS
トルコンは当然ながらスリップロスがありますから、よりハイパワー(トルク)な
エンジンに変更されたのは全体のバランスを考えたのでしょう。
ちなみにUS市場では、シーケンシャルATは受け入れられないそうです。

ターボ仕様は135PS! click
ABARTHにはこの135PSが標準で、更にトルコン6ATも選択出来るようです。
残念ながら試乗は出来ませんでしたが、ぜひ試してみたい個体です。
DrもこのUS仕様の輸入を考えたことがあります。
おそらく、正規インポーターも同様のようです。
躊躇する理由があるとすれば、主流のシーケンシャルATでも十二分に日本市場で拡販
実績があるということでしょう。
スムーズさの代償に、車体価格のアップと燃費が悪くなるのは間違いありません。
個人的な懸念は、500を欲しがるユーザー層が、どれだけこのトルコン仕様に魅力を
感じるかでしょう。
普通なら嫌われるUS仕様が、ごく少数のマニアに受け入れられる可能性はあるでしょう。
しかし、その数は微々たる数である可能性も大きいと思います。
あなたなら数ある500から、どのモデルを選択しますか?。
Drなら、たぶん・・
このUSトルコン仕様を選ぶでしょうね(笑)。