
1978y 1300 オリジナル
今や、殆ど姿を見なくなったX1/9です。
このたいへん綺麗な個体は、残念ながら商品車ではありません。
一見様がメンテ依頼で入庫されました。

ノンレストア 実走行5万km
個人売買で数年前にGETされたそうですが、現存する同型車では、このコンディションは
白眉でしょう。

手入れされたエンジンルーム
基本的に、メンテもキッチリされており、オーナー様はどこにでもこのX1/9で出陣され
てるとのことです。

絵になる後姿
今回の依頼事項は、Tベルトや多少のガタの出てるパーツ交換がメインです。
殆どのパーツはオーナー様が手配されました。

ドライブシャフトブーツは要交換
こちらはショップで発見しました。
X1/9は当時それなりには扱いました。
ミッドシップ故に、作業性は良いとは言えませんが、構造自体は特に難しくはないでしょう。
そんなことより、ちょっと考えさせられたのは、オーナー様がちょっと修理難民化されて
いることでした。
何件かのショップを回られ、壊されたり部品が無くなったりと、ロクなことがなかった
そうです。
かのような旧車を受け入れてくるショップが稀少な上に、受け入れてくれても、
結果が悪いと言う話はありがちなことです。
せっかく極上車を手に入れても、メンテ先がなければ、報われません。
コンディションの良い旧車をGETするのも、オーナー様の目利きが大事ですが、同様に
メンテ先の選定もオーナー様の目利きが大事です。
Drの過去のアマチュア時代の実体験や、ショップ周辺のマニアな旧車オーナーがどの
ように対処されてるか、その辺りの傾向と対策を商売抜きで語ろうと思います。
題して、
修理難民にならない為のショップ選び
ご期待下さい。
(続く)