正規物は三年全国保証
正直に言いましょうw。
並行輸入車の一番の弱点はアフターケアーです。
これがセールス氏の殺し文句でありますところの・・。
並行買うのはお金をドブに捨てるようなもんですよ
確かに並行物新車を買って3年間に多大な出費を強いられたとしたらセールス氏の言ったとおりになりますw。
我々弱小な並行業者はとても3年間も保証は出来ませんからお客様はリスクを背負うことになります。
商談過程で保証を気にする方もいらっしゃいます。
そういうお客様にDrは言います。
買われない方が良いですよ
ガビ~ン!
まさに商売モードゼロのDrとなります。
壊れることのリスクを重んじる方は価値観が違うわけです。
敢えて並行輸入車を買う理由は・・・
壊れても良いから正規に無いモデルが欲しい
これが正解です。
この心意気がない方は並行物を買わないほうが良いです。←キッパリ
それでも並行輸入車はそれなりに売れます。
果たして買われた方はみんなマル金をドブに捨てているのでしょうか?。
結論から言いますとNOです。
その理由は壊れないからに他なりません。
もちろん壊れないといえば嘘になりますがイタ車と言えども品質が大幅に向上したために運が良ければ3年間ノートラブルも少なくはありません。
パンダ100PSの並行輸入新車
この壊れる壊れないというのは並行輸入車も正規輸入車も同条件です。
並行輸入というのは・・・
同じメーカー工場で製造されたクルマですから!
従って並行輸入車でも現実的にはリスクはそれ程ではないということになります。
但し、より安心を買うなら正規物をお奨めしますので念のため。
じゃあ、並行輸入車を多少のリスクを覚悟して買ってもよいかな~んて思う奇特な人にアドバイスしましょう。
並行の弱点はアフターケアーだとお話ししました。
例えばDrのショップで買われて手の届く距離のお客様なら問題ありません。
ディーラー並と言えば言い過ぎかもしれませんが販売した車両に関してはキッチリと保証とメンテを致します。
イタ車専門工場完備w
並行物を買うお客様はリスクがあると言いましたが販売ショップにもリスクがあります。
もし保証期間内に大きな出費があれば我々ショップがコストを負担しなければなりません。
Drの取引先イタリア人はパーツ保証はしてくれるもののイタリアからの航空運賃はショップ負担なのですネ。
(所帯じみた話でど~もスイマセンw)
問題はDrの手が届かない距離のお客様です。
遠隔地にも関わらず買っていただいた特注アルファGT
逆にこちらがどうされるのか心配になるときがありますがパーツさえあれば何とかなるのが現実でもあります。
それは正規と基本的に同じモデルですからネ。
正規物がないモデルはハイリスク? ルノートラフィック
特に遠隔地であれば今後のメンテを考慮して買うのが賢明なのは言うまでもありません。
Drのワンポイントレッスン
並行物を購入前に正規ディーラーに相談するべからず?
これは99%こう言われます。
ウチは並行物はメンテ出来ましぇ~ん
ガビ~ン!
そこまで言うか正規ディーラーさんというところですがDrがもし正規物のセールスなら同じ事を言ってるでしょう(笑)。
並行を買うのは正規ディーラーに取ってお客を逃がすわけですからネ。
こういう場合はむしろ事後承諾路線がBetterであります。
壊れてどうしようもないなら正規ディーラーさんに泣きつきましょう(笑)。
更にこう言えばより効果的です。
京都から引っ越して来ました
ガビ~ン!
別に京都じゃなくて良いのですがとりあえず引っ越して来たからど~しようもないということのアピールが大事かと思います 。
Drのショップは他店購入転勤の方も快くメンテさせて貰ってますからネ。
真面目な話、例え並行輸入車といえども今のディーラーは海外メーカーの日本法人ですからネ。
個人商店ならいざ知らずメーカーの看板出してるから個人持ち帰り車も含めてメンテを拒否することは逆に問題になる可能性があります。
Drのショップが正規ディーラーさんに並行物を降ろすこともありますからこの辺りは持ちつ持たれつでお願いしたいところです。
ホントに正規物に較べて並行物は微々たる数ですから・・。
並行物を誰にでも決しては薦めないDrはホントに偉いですネ。
座布団一枚下さいネw(笑)。
(完)