
肩を落としてクラッチを組み付けるKメカ

挙げ句の果てにミッションを降ろしてクラッチ本体まで交換O/Hしましたがクラッチペダルの違和感は何も変わりませんでしたw。
こういう原因不明な修理は電気系ならあまり気乗りがしませんがことメカであればチャレンジ精神も出て来るというものです。
Drはこれが気になって他の仕事が手に着きましぇ~ん

こういう局面は仕事熱心というかは難しいところであります(笑)。
それはさておきKメカ(若い方w)がミッションを降ろす前につぶやいたことがありました。

クラッチオイルは交換済
マスターASSYを新調したにも関わらずクラッチオイルが黒ずんでいると言いました。
スレーブASSYにホースまで交換していますのでそんなに早くオイルが汚れるのはおかしいです。
そこで急遽クラッチマスターASSYが怪しいと判断したDrはKメカに再度の脱着を命じました。

新品マスター分解の図 赤丸ゴムシールが怪しい?
パーツ点数はこの程度で特に難しい構造ではありません。
Drもその昔はよく分解してO/Hしたものでありました。

カップが損傷w?
よく見るとカップの周囲がかじってるようです。
この為にクラッチオイルの圧力が逃げるのじゃないかと判断しましました。
クラッチペダルを急激に踏んだ時とゆっくり踏んだ時も踏力が違います。
そして新しいオイルが汚れるのはこのカップのゴムが混入したという判断です。
更にカップにグリスが殆ど着いて無かったのが損傷の原因では無いかと思いましたがPF(プロフェサーF氏)はオイルに浸ってるから関係無いと言われました。
確かにそれは言えるかもしれません。
そうであればカップゴムの不良(粗悪)品だと言えますね


再調達した新品マスターASSY
念のためこの新品を分解して中身を確認しました。
グリスは一応入っておりましたが念のためグリスアップして組み付けました。
一応、これで症状は無くなりました

思えばこのクラッチオイル汚れの時点で気付けば本体まで触る必要はありませんでした。
しかし、オイル汚れと踏力の違和感の因果関係は考えつきませんw。
新品だからと言って信用したのが大きな間違いでしたw。
今までに発生したコストと時間はまさに無駄だったとしか言いようがありません。
Drはまさに・・・
私の青春返してよ!

間違えましたw。
パーツ代と作業時間返してよ!ダス

実は今回使用したのは社外品でした。
前回のキャブマウントと言い結構被害が被っております。
怪しい部品は使わないか、よ~く見てから使いましょうネw(笑)。