「秦を亡ぼすものは胡なり」とは
秦の時代とある方士が持ち帰った竹簡に書かれていた予言文
直訳すると「秦の国は胡に亡ぼされるだろう」というイミ
コレを見た始皇帝は
万里の長城を築き
優秀な将軍と兵を北方へ送りしました
始皇帝の死後
跡を継いだ(そして秦を潰した)二代目皇帝が
胡該という名だったことから
「胡というのは二代目皇帝のことだ」と
一般的にいわれていますが
秦=漢民族帝国と考えると
「漢民族の帝国は北方異民族に亡ぼされる」となり
五胡十六国以降の異民族侵攻による中国大陸の騒乱を表す予言と
考えることもできます