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側弯症(側わん症/側湾症/そくわん)治療に関する資料と情報を発信するためのブログです

下書き: 誤解から始まる医業類似行為ビジネスのテクニック Part1

2017-10-30 10:18:31 | 印象操作
ビジネスの基本のひとつは市場の確保ということは異論がないと考えます。別の表現で言えば、お客様に来てもらうこと。モノの販売であれ、サービスの提供であれ、まず第一にお客様の目に留まり・認知され・買いたい(利用したい)という意欲を持ってもらうことがビジネスのスタートラインになります。たとえどんなに優れた製品(であると製作者は信じている)であっても、それを必要とする市場(顧客・ニーズ)が存在しなければ、その製品は売れずに在庫の山になるだけです。市場(ニーズ)は存在しても、顧客にその製品を知ってもらわなければ、顧客は類似する別製品を売っている店でそのニーズを満たすことになります。

顧客の目に留まり・認知され・買いたい(利用したい)という意欲を持ってもらう為に行われる作業が「宣伝広告」。

医療機関(病院等)の「宣伝広告」は医療法第6条の5並びに医療広告ガイドラインにより規制されています。例えば、禁止されている広告としては、
・内容が虚偽にわたる広告(虚偽広告)
・医療に関する適切な選択に関し必要な基準として医療法施行規則で定める下記
 -他の病院と比較して優良である旨の広告(比較広告)
 -誇大な広告
 -客観的事実であることを証明することができない内容の広告 等があります。

ところで、インターネットにアクセスする多くの方々には「医療機関(医師)の医療行為」と「法律で認められた医療類似行為」と「法律で認められていない医療類似行為」の区別がついているでしょうか? 病院は明確でしょう。では接骨院と整体の違いは? マッサージとカイロプラクテックとの違いは? 整体とカイロプラクテックの違いは?

ここでは、これらの医療行為・医療類似行為の法的根拠や法規制並びにそれらの広告に対する法規の詳細を述べることは省略し、インターネット上で見ることができる「広告表現」とそれがどういう誤解を顧客に与えるかについて顧客の視点で考え、さらに事実関係の検証を試みてみました。

例1:この新しい側弯症治療は「CLEAR IC認定側弯症治療」と呼ばれ、「CLEAR Scoliosis Institute (クリア側弯症学会)」を中心に、世界のカイロプラクティック医師・側弯症の権威及びエキスパート医師たちによって開発された手法です。

顧客視点-


作業中



☞august03は、メディカルドクターではありません。治療、治療方針等に関しまして、必ず主治医の先生とご相談してください。
 医学文献の拙訳を提示しておりますが、詳細においてはミスが存在することも否定できません。もしこれらの内容で気になったことを主治医の先生に話された場合、先生からミスを指摘される可能性があることを前提として、先生とお話しされてください。
☞原因が特定できていない病気の場合、その治療法を巡っては「まったく矛盾」するような医学データや「相反する意見」が存在します。また病気は患者さん個々人の経験として、奇跡に近い事柄が起こりえることも事実として存在します。このブログの目指したいことは、奇跡を述べることではなく、一般的傾向がどこにあるか、ということを探しています。
☞原因不明の思春期特発性側弯症、「子どもの病気」に民間療法者が関与することは「危険」、治療はチームで対応する医療機関で実施されるべき。整体は自分で状況判断できる大人をビジネス対象とすることで良いのではありませんか?









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