海辺の暮らし

この歳まで引越しや旅行を繰り返してきた私が、これからの旅も交えて街や漁港のことを書いていきたいと思っています。

伊東の私ときたら、半年は短パンにビーチサンダル。

2009-02-08 08:39:13 | Weblog
もう60歳近い小父さんが短パンにビーチサンダルと言うのもあまり賢くないカッコだが、伊東の町では結構同じようなカッコをした小父さんを見かけたものだ。気が早い人は5月中に短パン姿で歩き始める。まあ、私もその一人と言うわけだが。そして、11月の上旬まではそのっカッコで違和感がない。
暖かいのも確かで、実のところ天気さえよければ、9月の終わりくらいになっても海で泳ぐことが出来た。いや、これも私だけがやっているわけではなく、地元の元気な連中はみんなそんなものだった。
ただし、人によっては闇商売と言うこともある。つまり、鮑やサザエの密漁ですね。そんな心無い人たちがいるせいで、伊東の移ってすぐの頃の私が海岸線を走っていて「スーツ禁止」なんて標識を見て首をひねることになるわけである。最初は、海辺でスーツの人を見かけると、リゾート気分が損なわれるからだろうかなどと考えたわけである。
まあ、答えは簡単で、ウエットスーツが禁止されていたわけだ。ちょっと素潜りするだけでいろいろ獲れる豊かな海なのだ。春先には、町外れの磯で天草を取っている人たちを見かけた。三島の辺りから毎年やってくると言う。これは、他に採る人もいないので、かまわないのだろうか。
ともかく、漁業権は強力で、一つや二つかまわないだろうと思って、磯で拾ったサザエを焼いていても、見つかれば警察に通報されたりする。
くれぐれもお気をつけください。これは、伊東だけでなく、全国の海に共通のルールです。