ザ・インタープリターの試写会

ザ・インタープリターの試写会に行って来ました。
二コールキッドマンが知的で綺麗で、とにかくかっこ良かったです。初の国連ビルのロケということで話題ですが、たしかに重厚な建物はストーリーをよりリアルにし、緊迫感のある映像となっていました。民族や人種問題、貧困などが背景にある社会派サスペンスに個人の感情も絡めてあり、見ごたえのある作品でした。
南アフリカのムベキ政権のエイズ治療薬訴訟問題、スペインのバスク地方のＥＴＡによるマドリードのバスの爆破事件など民族の独立と自由を求めての争いは、今も世界中で起こっています。
いつもと変わりない日常、当たり前の光景、それすら手にできない人々のことを考えさせられる作品でした。ショーンペンの演技も良かったです。