アバター

アバター観ました。 良かったです！感動しました！ もう一度観たいと思いました。 メガネ、大丈夫かなと少し心配していましたが、全然気にならなかったです。 ネットで前もってチケットを購入していたので中央のいい席で観れたし、食事も10％割引で、とてもお得でした。事前に良い情報をくれた友達に感謝です。
３Ｄ映像も素晴らしかったけど、ストーリーも良かったです。 ナビィってナバホ族のことかなあ。ネイティブアメリカンと白人の歴史、西部開拓時代とベトナム戦争とＳＦが合体したような内容でした。 調べてみたら、ケヴィン・コスナーのダンス・ウィズ・ウルブズのＳＦ版だそうで、もののけ姫のオマージュも少しあるとか。やっぱりね。
レオナ・ルイスさんの歌う主題歌「I See You」も良かったなあ。。 映画の中でこの台詞を言う場面があって、エンディングで流れるというのがまた良かったです。
映像は迫力があって綺麗で壮大。奥行きがあるので、時々そこにいるような感覚になります。３Ｄって不思議な感じです。 破壊を強行する傲慢な地球人に対し、自然や魂や祖先を大切にするナビィの人々。あの星がとても素敵に思えました。 容赦ない戦闘シーンと破壊の轟音や真っ赤な炎の色が、恐怖の感情を呼び起こし、青みがかった静寂の森で、ゆっくりと落ちてくる精霊達の舞うような動きに穏やかな感情が生まれてくる感じ。その対比を、どうやら実際に脳は体験してしてしまっていたようで、だから、あの星が素敵に思えてきて、もう一度観たいと思うのかな。。貪欲で愚かな文明人と、生き物や自然を愛するパンドラの人達という要素も加わって、パンドラが現実になればという逆転を望む気持ちが無意識に起こってきて、主人公と同じように、どっちの側に居るのか居たいのかがわからなくなってくるという不思議な映画でした。超話題、納得です。
３Ｄメガネが合わなかった人は、森のシーンで穏やかな感情に戻ることが出来にくいので、映画に集中出来ず頭痛がしたりするのかな、とか３Ｄと脳の反応ってどうなっているんだろう、とか、いろんなこと考えてしまう作品です。

数年前に読んだパパラギを思い出しました。 おおらかな心や自然の大切さを忘れてはならない、というツイアビの目から見た文明社会の様子が、ふと映画と重なりました。

パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 岡崎 照男,ツイアビ,Tuiavii 立風書房 このアイテムの詳細を見る

Janet Jackson "Together Again"（音出ます）
ジャネットジャクソンのこの曲も好きな曲です。楽しそうなダンスと声が気に入っています。天国に行った大切な人への思いを歌った歌なんだそうですが、この光景と木陰の女性が、ちょっとパンドラ風。