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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

「うちが殺したんよ」

2013-07-17 16:21:50 | 日記
     灰が峰から見た呉市の夜景
     ここで、事件が起こった


きょうの中国新聞の“天風録”をお読みになった
かたは、おられるだろうか。

「うちが殺したんよ」。

16歳の何ともショッキングな告白である。・・・・・・

行く末への不安の発露なのか。
友人たちに向けて、感謝や後悔の念もつづっている。

「うちが出てくるまでまっとって」。

一方で事の重大さとは裏腹の、幼さがのぞく。

「成長してくるね」

 人を殺めて、成長もないだろう。

彼女たちの“うちら”の世界では、
一体、どんな関係でつながっていたのだろうか。

夕刊をのぞくと、やはり、他の友人たちが
かかわっていたことが、浮かんできたようだ。


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きょうも、暑かったですね。

久しぶりに、坊守の買い物に付き合いました。

車の中で待っているのも、暑いので、一緒に店内へ。

坊守が手にするものは、だいたい決まっています。

きょうも、お肉売り場は素通りでした。(^^)

 肉、喰いてぇ!

「住職さん、どんなものが食べたい?」

 平生は、こんな言葉なぞ、全然かけてくれないのに。
 
「・・・・・・・・・・・・・」

 ちょっと、凍りついた瞬間に、二の矢が飛んできました。

「そう、暑いときだし、食欲ないのね」



 肉、喰いてぇ!


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先日、ご主人の一周忌に、Aさんのご家族がお参りに
なりました。

法要が終わって、お茶を飲みながら談笑していたんです。

「住職さん、私、全然主人の夢を見ないんです」

「えっ? そうなんですか。
 もしかしたら、ご主人が、Aさんのことが怖くて、
 出てこられないのかもしれませんよ」

と言って、「しまった」と思いました。

実は、僕自身、かつてAさんに怖い目に
遭わされたんです。

 そのときの“トラウマ”が、あんな失礼な
 言葉になってしまったのかも。。。。

それは、数年前のこと。
お父さん(Aさんの義父)の祥月にお参りくださいという
電話をもらいました。
ちょうど、いまどきの暑いときだったと思います。

「Aさん。今はこんなに暑いときですから、
 午前中にお参りさせてもらえませんか」

そうしたら、Aさん、

「私、午前中の涼しいときに、病院へ行ってきたいので、
 午後からにしてもらえませんか」

で、午後の2時にお参りする事になりました。

  なんで、2時なんや!

 アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー 

 結局、約束どおり、2時にAさんのお家へ行きました。
 ところが、仏間に入ると、そこは、うだるような暑さ。
 まだ、エアコンは入っていませんでした。

 この後、私がどうなったかは、ご想像にお任せします。(^^)


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きょうも来てくださって、ありがとうございます
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