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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

あなたが、灯っている

2012-09-11 18:10:39 | 日記
高倉健さん主演の、「あなたへ」観に行ってきました。


この映画のテーマは、「夫婦」ですね。

二人が出会い、夫婦になって、そして、いつか別れていく。

妻の遺言を果たそうと、健さんが、富山からはるばる平戸を

めざして、車で旅をする。

その車は、いつか、二人で全国を旅しようと誓って、キャンピング

カーに仕立てた車なんです。


“旅”と“放浪”の違いは何だと思う?

途中で出会った、元国語教師?(笑のビートたけしが、

山頭火の歌を引用しながら、健さんに話しかけるシーン。

まじめな僕は、完全に劇中にのめりこみましたヨ。


旅は、目的地があること。

旅は、帰るところがあること。


劇中歌として、田中裕子が歌っていた宮沢賢治作詞作曲の

「星めぐりの歌」。


初めて、聴きました。


旅の途中で出会う人たちも、それぞれの人生の旅路の途中。

妻の故郷の海に散骨をするシーン。

舟を出してくれた老人(大滝秀治)の言葉は、ジーンときました。

久しぶりに、静かな海ば見た!


最後には、ちょっとしたトリックもあったりして。


下関の、あの場所は、唐戸市場ですよね。

最後に健さんが帰路に着くときに渡ったのが、平戸大橋。


健さんの81歳という歳が頭から離れず、1200キロを

車で走破する健さんには、少し違和感がありました。(笑

それで言うなら、田中裕子と夫婦ってのもネ・・・・

健さん、田中裕子としっかり、はしゃいでました(笑


あの“幸福の黄色いハンカチ”以来、

「駅」や「居酒屋兆治」など観てきましたが、今回の

作品は、一味違った秀作でした。


“健さん! ありがと、ごさいま~す”

 



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