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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

巨人・大鵬・卵焼き

2013-01-21 21:53:37 | 日記
昭和を代表する、元横綱大鵬が亡くなった。

昭和の、戦後の、高度経済成長期を、

国民とともに生き抜き、そして多くの子どもたちに夢を与え

続けた大鵬さん。

戦後まもなく、サハリン(樺太)から、北海道の弟子屈に移り住む。

家は、そんなに裕福ではなかった。

家計を助けるために、納豆売りや新聞配達をしたという。

「いつも、母親と一緒に寝ていましたよ。

 だって、布団が一枚しか、ないんだからね。

 しょうがないだろ(笑」

大相撲が、北海道に巡業に来たとき、親方の目に留まって、

相撲取りになった。

「相撲取りになれば、飯だけは、腹いっぱい食わせてやる、

 って、言われたから」

当時としては、史上最年少で横綱になった。

絶対に負けない横綱。

いつも、優勝するから、おもしろくないとまで言われた。


そんな時代を反映して、

巨人・大鵬・卵焼き

が、流行語になった。


強き者の象徴!

でも、大鵬さんは、自らを天才ではなくて、

努力家だと自認する。

「巨人は、お金を使って、いっぱい選手を集めてるんだから、

 強いに決まっている。

 それに対して、僕はひとりで戦うんだよ。

 僕は巨人と一緒にはされたくはない。

 天才だといわれるのも、好きじゃない。

 僕は、とにかく、稽古して、努力してきたんだ」

横綱になってからは、いつも“引退”のことを考えていたと

いう大鵬さん。

その人生の後半は、いろんな苦難に見まわれた大鵬さん。

その大鵬さんと、青森県三沢高校のピッチャーとして、夏の

甲子園を湧かせた太田幸司さんが、いつも、僕の中で

重なってみえる。


僕たちの“昭和”が、また、遠くなっていく。


で、僕の学生時代は、

巨人・大鵬・卵焼き

と、もうひとつ、


テレビ・電気コタツ・電気ポット


でした。プッ!

 


「鶴瓶の・・・」で、先週に続いて、

大河ドラマの山本八重役の綾瀬はるかさんが、登場。

会津の女性のような頑固さはないけど、屈託のない、

無邪気なはるかさんが、「不動明王」とにらめっこする

シーンは、微笑ましい。。

憤怒の姿の「不動明王」は、私たち凡夫の、怒りや苦悩を

すべて引き受けてくれる仏である。

そして、その苦悩を乗り越えていく、私の努力をすべて、

引き受け、認めてくれるのが、多くの菩薩たちである。


決して、ひとりで苦しみ、努力・精進しているとは思うな。

多くの菩薩や、諸仏たちが、私とともに、歩んでくださっている

のだから。



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