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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

お茶のこころ

2012-02-22 20:50:23 | 日記
            萩焼


月に2回、坊守はお友だちと“お茶のお稽古”をしている。

以前は、地域の公民館活動の中で、やっていたものだが、

先生がご高齢で、病気になられたことと、公民館との

使用上のトラブル等があって、そのグループは解散。

その後といっても、もう10年になろうか、今まで

私の寺で行なってきた。

1月には、「初釜」を記事にさせてもらった。


昨年末に、Iさんのお家へ、報恩講でお参りしたとき、

Iさんから、自分が使っていた茶道具一式を全部、坊守たちの

お稽古に使って欲しいという、ありがたいお話をいただいたのだ。

そして、年明け早々にいただきに行った。

Iさんは、茶道歴も長く、その世界では、

かなりその道に精通しておられて、

指導力もすごいということである。


「膝を悪くしてからは、お手前ができなくてね。

 道具はもう、10年は、そのままになっています。

 使っていただけるのなら、喜んで。」


車で、2回も出かけていただいてきた茶道具は半端な

数ではない。

少しずつ出しては、使わせてもらっている。

今日は、その一部をご紹介する。

Iさんからいただいた、「水指し」である。


          日田焼


          二彩


          神懸焼(かんかけやき)
          


          朝鮮唐津


茶道具は、人に使われてこそ、また、よみがえる。


広島ブログ いつも、ありがとうございます
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