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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

みぎ つらし ひだり くらし

2013-03-14 21:55:44 | 日記
みぎ  つらし
ひだり くらし

今の時代は、いろんな問題・難題に出くわしたとき、

簡単に答えを見つけ出して、それを鵜呑みにして、

“これで決まり”みたいなことをやっているような

感じがします。

それだけ、わかりやすい解答が、情報という形でたくさん

溢れているということかもしれません。

でも、所詮は人間が考え出した答えは、答えであっても、なかなか

本当の正解はないように思います。


京の都での任官に夢破れて、ひとりの男が自分の生まれた西国に

帰郷していました。

そして、備後の国まで帰りついたとき、一本の道が左右に

分かれていました。

どっちの道を行けばいいのか?

その石に刻んだ道しるべには、

みぎ  つらし
ひだり くらし

の字が見えました。

右に行っても、左に行っても、“辛し”“暗し”か。

自分の将来を暗示しているかのようでした。

実は、その石の下のもう一文字は、生い茂った草に隠れて

見えなかったのです。

みぎ  つらしま
ひだり くらしき


次の法皇を選ぶ“コンクラーベ”は、意外と早く決まりましたね。

“コンクラーベ”と“根比べ”は、まったく意味はちがうのですが、

今回は本命の方がいなくて、本当に根比べになりそうだと

予想していたのに。

新たにフランチェスコ一世を名乗るベルゴリオ氏は、

2005年の前回のコンクラーベでは、ベネディクト16世に次ぐ

得票だったというから、そのときにすでに答えは出ていたのかな、

とも。。。


人生の答えは、そんなに簡単に出るものではないと思います。

過去には、2年もかかったコンクラーベがあったとか。(笑


人生の方程式を解くには、自分との、根比べかもしれません。



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