
百寿とは、百賀の祝いともいい、
百歳以上は毎年祝うのだそうだ。
101歳は百一賀の祝い、102歳は百二賀の祝い
104歳のおばあちゃんが、今朝方亡くなられた。
100歳になられたとき、私のお寺の仏教婦人会の
一般会員から、名誉会員になっていただいた。
その年の新年会に声をかけたら、元気に
来てくださったのを覚えている。
みなさんの前で、ご紹介するとき、
「おばあちゃんは、今年で何歳になられましたか」
とたずねると、
「はい。98になりました」
と答えが返ってきた。
付き添って来てくださっていた、次女の方が、
「いつまでたっても、おばあちゃんは、98歳なんです」と。
このおばあちゃんは、あのときから、98歳で、時間が
止まったままだったのかもしれない。
百歳以上の方は、今はもう、すべて明治生まれの方々である。
明治・大正・昭和・平成と、四時代を生き抜いてこられた。
特に昭和の時代には、大きな戦争があった。
だから、今でも時代を振り返るとき、戦前・戦後という言い方を
する。
それほど、昭和を生き抜かれた方々には、大変なご苦労が
あったと思う。
そんな“昭和”の心も、だんだんと忘れられていく。
平成という時代が、なぜか、活気のない時のように
感じられるのは、私だけだろうか。

きょうも来てくださって、ありがとうございます
このブログの“タイトル”「君はまだ、抱いていたのか!!」の意味は、
こちらです!
猪瀬東京都知事が、発言を謝罪したという記事を読みました。
「イスラム教国が共有するのはアラー(神)だけで、
互いにけんかしており、階級がある」などと発言。
「真意が正しく伝わっていない」とは、本人の
コメントらしいですが、それは真意以前の問題です。
これだけでも、猪瀬氏がお持ちのイスラム教にたいする
偏見が十分に取って読めます。
自分自身の宗教観を抜きにして、ましてや、公人の
立場で、世界のイスラム教国のことに言及されるのは、
今が一番大切な時期だっただけに、
ちょっとまずかったと思います。