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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

よろこび上手

2012-01-28 19:49:20 | 語録
         8年で9万キロを走破したVits
         にご苦労さん。
         次は、この車に乗らせてもらいます。
         この車に決めて、一番よろこんだ
         のは誰でしょう?


今日から、“先人たちの語録”を紹介するコーナーを

始めます。

で、先陣を切って、私の大好きな五木寛之さんの

語録から。。


私たちは、よろこびをもって生きたい。

それを待っているだけではなく、

自分からさがし出すことに慣れなければならない。



どんなにつまらないことであってもいい、

それをきょう一日の収穫として大事にしたい。



<よろこび上手>こそ苦しい世に生きていく知恵なのだ、

とぼくは自分の体験から思うのです。



五木寛之さんが、自分の体験からお書きになったのが、

これなんです。

五木寛之さんは、何度か「鬱」と闘ってこられました。

ちょうど更年期のころ、毎日がとてもしんどく感じられた

ころのことです。

一日一回よろこぼう、と考えられたんです。

それを一行、日付入りの手帳に書き込む。

実にたあいのないものなんですが、あんまり大きな

よろこびを見つけようとすると、逆に戸惑うんですね。

ちっちゃなものでもいいから、心がキラッと感動する

ような瞬間、なかなか見つけようと思っても、なかなか

見つからないものです。

それを一行書き留めておく。


「小松空港でマス寿司を買おうと売店にいったら、
 最後の一個が残っていてラッキーだった。
 うれしかった」

よろこび上手な人になれるということは、

よろこばせ上手な人にもなれる?ということ。


それができたら、今度は精一杯、自分をよろこばせる

ことができるかもしれませんね。

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広島ブログ いつも、ありがとうございます

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