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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

世の中という先生

2012-10-01 19:24:00 | 語録
世の中はいい先生である。
寛大なところはあるが、最後には正邪を
ちゃんと弁えている。だから馬鹿にしては
いけない。すじみちの通ったことは
やはり通してくれるのである。

 松下幸之助『大切なこと』PHP研究所より


オスプレイが、台風一過、

岩国から普天間へ飛び立った。

明日にでも、全機が普天間基地に配備されることになる。

日米安保の下で、日本は護られているという大義は、

ある意味、すじみちは通っている。

しかし、米軍基地負担のほとんどを、沖縄に丸投げをする

ということの“正邪”は、どうなのだろう。

国民一人ひとりが、真剣に弁えなければ、

福島原発の廃棄物処理も遅々として進むことはない。


“世の中”という先生は、過去の歴史や、幾度となく失敗を

繰り返してきた人類の営みをずっと見続けてきた。

日中韓の信頼関係が、大きく揺れ動いているとき、

私たち国民一人ひとりが、アメリカの核の傘の下で、

何を担うべきなのか。

国民も政治も、その“すじみち”を見誤ってはならない。



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