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お母さんピアノを弾いてください

優しい母が認知症、強制入院。介護で体を壊し退職。弟とのメールのやりとり、詩や短歌で介護の現実を紹介していきます。

人形を抱く母

2009-11-08 21:14:45 | Weblog
母のところへ行った。
市松人形を持って行った。

この人形には謎がある。
祖母の形見の着物を母が人形師に寄付したのです。
以来、母のところへ人形師の個展の案内が来るのです。
なぞは、この人形を買ったものか、もらったものかなのです。
もしかしたら、人形の着物は祖母のものかもしれない。
弟の話では、母が買って来たその夜、この人形を布団に入れて一緒に寝たそうです。
今となっては詳細の確認のしょうがない。

母に見せたら

「本当にこのお人形の顔は可愛いわ。」

と言いました。

「これはおばあちゃまの着物ですか?」

と聞いたらそうだというのです。

「女の子がほしかったですか?」

とも聞きました。

「そんなことはないわよ。」

「ご飯をお食べなさいとか、独り言を言ったりしたけど。」

とも、、、。

 できの悪い息子たちばかり、女の子もほしかっただろうし、言うことを聞かなくなった子供たちでは、人形か猫が話相手だったのでしょう。

 今この人形は、「天野家」の利用があるとき、座布団を玄関に敷き、座らせてます。

「これは我が家の受付嬢です。ゆみちゃんといいます。」

と紹介してます。

 みなさん、ふきだされます、、、、

「かわいい。」  

とか言ってくれると嬉しいです。

中にはホームページを見て覚えてくださった方もいて

「ゆみちゃんだ。」

とか言ってくれます。
http://amanoya.dousetsu.com/page002.html#label1

 今は茶の間に、両親の写真と猫の写真と一緒に並んでます。

時々私も抱っこしてます。
 
・・・・・・・・・

 家の柿を母のいる特養に持って行きました。
 職員さんが皮をむいてくださったので母にあげました

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