症状がいつからか、、、、気質はどんな人がなるのか、、、それを軽々しく口にすることはやはり避けた方がいいです。
「やはりまじめな方がねえ、、、」
真面目じゃあいけないのですか。
「他に趣味とかなかったのですかねえ」
本を読み音楽を聴き、語学の勉強をし、茶道をし、鎌倉彫をし、婦人会の会長をし、、、外国人と交流し、、、それで、何の趣味がこれ以上必要なのでしょうか。
同じことを「うつ病」の人にも言う傾向がある。
これはその人を侮辱してる風にしか取られません。
現代人は言葉にもっと神経を使ってほしいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2000年11月16日 23:37○○
K先生へ
母 の 件 7
10/25(水)~11/16(金)
以前に比べると毎日の記録をするほどの際だった症状は少なくなったようである。
ただ時々思い出したように、あの人が寝ていたとか言うことがたまにある。弟の話で
は、もしかしたら遠慮して言わないのかもしれないとのこと。しかし確かにこわばっ
た表情はなくなった。
身体的に手が動かなくなり、指が使えない。手袋をするとバネ指の状態がなくなる ので手袋をして作業をしている。
ふれあいセンターなどに朝とか夕方来てもらえばと思うのだが、そういうことは遠慮している。
本日11/15(木)、母から家を売った方がいいのではと突然言い始めた。
「お隣のご主人も歳だし、あそこは消防法で家が新築できないから、ご主人が亡くなったら家を売るにも売れなくなる。そうなるとよく不動産屋なんかは、周りの家も買い占めて大きくして売るからおかあちゃまが生きている内にそうした方がいいと思う」と言う。
私が
「そんなひつようはない」
というと、
「2人とも結婚してないし後どうな るか分からないし、家のこともできないから早いほうがいいと思う」
と言う。
私も話 がだんだんエスカレートしてきてついカリカリしてしまった。
「あなたはいつもそう いう風にかってによけいな心配をしてる、私が家を建てたのもあなたが弟の結婚に有利なように家を建てて出て行ったらと言ったからでしょう」
とつい声を上げてしまっ た。母は
「そうだったかしら」と言ったきり黙ってしまった。
可愛そうだが、いつもこの調子で母は昔のやり方を変えない。杞憂が多い。税計算は以前に済ませているし、生命保険も入れているし、延納の方法もしっているし、控除計算も分かる。
「私だって法学部だ、もう50だ、子供じゃない。」
とつい大人げなくなってしまった。
家事ができない、庭の手入れができないのならふれあいセンターでボランティアに頼めるし、そのことを予想して私たちは手を打っているし、弟も家を売る気など無い。
「いいから私たちに任せなさい」
と言って出てきてしまった。
仮に私たちが結婚しても母が望んでいるのは高学歴でも昔風で家にいて家事をする女性である。今時そんな人はいない。母はことあるごとにいとこの事などを例に上げるが、いとこ達はエリート階級である。東大出のエリートの家庭ならそれもありうるが、私たちは凡人である。母のこうした姿勢は母が気がつかなくても子供時代から私には精神的重圧だった。母はいまだ子離れができない。
またもや私が憎まれ役である。
弟はけなげに食べ物を買ってきたり、料理もする。悪いけど私は朝早く夜遅く、
体力も衰えている。
一つ不安が消えると次の不安を作るようである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話を聞く姿勢が大切でそれが家族の役割とか、無責任に言う人が多い、、、。家族はどれほどこういう発言で苦しむことか、、、。
まるで
「あなたがは家族の役割を果たしてないのです」
と言わんかなのごとくである。
こういう言い方は、行政も医者もすることがある。最近はどうか知らないが、まだまだ多いだろう。
自分自身、親や子供が障害を持っていたらどうですか?同じことですよ。
母の要求をすべて聞くと家族が崩壊します、それはいくら私でも想像はつきましたから。
母は妄想から来る、不審者の影から逃れたかったのだ。だからマンションに引っ越そうとか言ったのだ。
そう言わしめた陰に不動産屋や大工がいることも想像がついた。
介護するものは戦う相手が沢山いる、、、、そのことを理解してほしい。
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「やはりまじめな方がねえ、、、」
真面目じゃあいけないのですか。
「他に趣味とかなかったのですかねえ」
本を読み音楽を聴き、語学の勉強をし、茶道をし、鎌倉彫をし、婦人会の会長をし、、、外国人と交流し、、、それで、何の趣味がこれ以上必要なのでしょうか。
同じことを「うつ病」の人にも言う傾向がある。
これはその人を侮辱してる風にしか取られません。
現代人は言葉にもっと神経を使ってほしいものです。
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2000年11月16日 23:37○○
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母 の 件 7
10/25(水)~11/16(金)
以前に比べると毎日の記録をするほどの際だった症状は少なくなったようである。
ただ時々思い出したように、あの人が寝ていたとか言うことがたまにある。弟の話で
は、もしかしたら遠慮して言わないのかもしれないとのこと。しかし確かにこわばっ
た表情はなくなった。
身体的に手が動かなくなり、指が使えない。手袋をするとバネ指の状態がなくなる ので手袋をして作業をしている。
ふれあいセンターなどに朝とか夕方来てもらえばと思うのだが、そういうことは遠慮している。
本日11/15(木)、母から家を売った方がいいのではと突然言い始めた。
「お隣のご主人も歳だし、あそこは消防法で家が新築できないから、ご主人が亡くなったら家を売るにも売れなくなる。そうなるとよく不動産屋なんかは、周りの家も買い占めて大きくして売るからおかあちゃまが生きている内にそうした方がいいと思う」と言う。
私が
「そんなひつようはない」
というと、
「2人とも結婚してないし後どうな るか分からないし、家のこともできないから早いほうがいいと思う」
と言う。
私も話 がだんだんエスカレートしてきてついカリカリしてしまった。
「あなたはいつもそう いう風にかってによけいな心配をしてる、私が家を建てたのもあなたが弟の結婚に有利なように家を建てて出て行ったらと言ったからでしょう」
とつい声を上げてしまっ た。母は
「そうだったかしら」と言ったきり黙ってしまった。
可愛そうだが、いつもこの調子で母は昔のやり方を変えない。杞憂が多い。税計算は以前に済ませているし、生命保険も入れているし、延納の方法もしっているし、控除計算も分かる。
「私だって法学部だ、もう50だ、子供じゃない。」
とつい大人げなくなってしまった。
家事ができない、庭の手入れができないのならふれあいセンターでボランティアに頼めるし、そのことを予想して私たちは手を打っているし、弟も家を売る気など無い。
「いいから私たちに任せなさい」
と言って出てきてしまった。
仮に私たちが結婚しても母が望んでいるのは高学歴でも昔風で家にいて家事をする女性である。今時そんな人はいない。母はことあるごとにいとこの事などを例に上げるが、いとこ達はエリート階級である。東大出のエリートの家庭ならそれもありうるが、私たちは凡人である。母のこうした姿勢は母が気がつかなくても子供時代から私には精神的重圧だった。母はいまだ子離れができない。
またもや私が憎まれ役である。
弟はけなげに食べ物を買ってきたり、料理もする。悪いけど私は朝早く夜遅く、
体力も衰えている。
一つ不安が消えると次の不安を作るようである。
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話を聞く姿勢が大切でそれが家族の役割とか、無責任に言う人が多い、、、。家族はどれほどこういう発言で苦しむことか、、、。
まるで
「あなたがは家族の役割を果たしてないのです」
と言わんかなのごとくである。
こういう言い方は、行政も医者もすることがある。最近はどうか知らないが、まだまだ多いだろう。
自分自身、親や子供が障害を持っていたらどうですか?同じことですよ。
母の要求をすべて聞くと家族が崩壊します、それはいくら私でも想像はつきましたから。
母は妄想から来る、不審者の影から逃れたかったのだ。だからマンションに引っ越そうとか言ったのだ。
そう言わしめた陰に不動産屋や大工がいることも想像がついた。
介護するものは戦う相手が沢山いる、、、、そのことを理解してほしい。
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