ほじゃさぽ通信

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ほじゃさぽ通信 夏号 2015

2015年06月05日 11時29分22秒 | 釧路だより
霧の街 釧路
最近、釧路地方で大きな太陽光発電所が次々と設置されているのを目にしますが、
霧の街とも言われている釧路で太陽光発電の採算性をどう思いますか?
確かに釧路の一年間を通じて霧の発生件数は、札幌・東京に比べて約20倍も多く、
その発生の時期は6~8月に集中しています。
ところが1年間を通じての釧路の日照時間は約2,000時間と札幌・東京の約1,800時間に比べて長いのです。
釧路は道内としては降雪が少ない事もあり、秋から春にかけてり日照時間が長いのですが、
夏の暑い時期に太陽が出ていることが少ないため「霧と涼しいイメージ」が印象に残ってしまうと思います。
【釧路 八城】



釧路湿原のキタサンショウウオ
釧路は自然に恵まれているため、身近に天然記念物が多く存在します。
国が指定した特別天然記念物の「阿寒湖のマリモ」や「タンチョウ」などのほかに、
キタサンショウウオのように釧路市が指定した天然記念物もあります。
このサンショウウオはサハリンや中国東北部などにも分布しており、
氷河期に陸続きだった大陸から北海道に渡ってきたといわれ、氷河期の生き残りとされていますが、
なんと日本で生息しているのは釧路湿原だけだそうです。
北海道全域にはエゾサンショウウオが分布していますが、キタサンショウウオは釧路湿原のみ。不思議ですね。
貴重な動植物の聖地、釧路湿原を散策すると新たな発見に出会えるかも知れませんよ。
【釧路 橋】


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