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春日井市の絵画教室、あとりえPOPアートスクールの教室風景や内容を中心に、アートについて広く記事にします。

アーティストを目指して

2014-01-26 16:24:45 | 教室のこと(一般絵画)
『アーティストを目指して』

なかなかすごいネーミングの講座もやっています私(笑)
このネーミングセンスは文化センター。

これは、オールラウンド絵画教室の生徒Kさんが、文化センターに「発案&提案」したというか「直談判」してできたという珍講座です。

などと言えば聞こえが良いのか悪いのか。
実際この話の伏線として、文化センターも目新しい講座を作るべく苦心していたという背景があると共に、Kさんという方が…

・私が講座を持つずっと前、文化センターの書道の先生だった。
・今のスタッフと当時から仲が良い。
・私のことを心配してくれている。
・早く一人前のアーティストになりたい。
・描いていることが楽しくて仕方ない。

という方だということがあげられます。。

書家として名を馳せた経歴のKさんは「表現する」ために生まれてきたような女性ですが、そんなKさんが生んだのは私の同級生の美人セレブのYさん(笑)
これは実話であり余談。

珍講座などと、自身の講座を書いてしまいましたが、真剣な講座です。

なんてほざいても、未だKさんおひとりの講座ですから、説得力ありませんが。
f^_^;

また、アーティストを目指す人を育てる私は何者?って話は、恐縮&プレッシャーなのですが、始まった以上真剣な顔で、お気楽にやっています。

例えば何をやるのか?
はい。
アーティストを目指す訳ですから「既成概念を取っ払い、己に潜む個性と潜在能力を引き出す」わけです。
そして「然るべき時期に表に出すための知識と心構えを教える」のです。

そこで私に必要なことは「人柄を知り、たくさん話すこと」そこから私が見極めた個に合った指導をする。
しかし、それにあたり「常に流動的に変化に対応する姿勢」と「私が作った先入観に捕らわれない姿勢」を持って、貫いていかなければなりません。

なかなか大変なのですよ。

この講座が始まって10ヶ月。
私がKさんとやってきた授業は「とにかく様々な画材を使って手を動かす」こと。「カタチにとらわれない」こと。「イメージしたことを引き出す」トレーニング。
課題の終了は必ず一点作品を制作すします。

無からのドローイング。物からのドローイングはもちろん、特定人物のイメージドローイング、平面にコラージュ、立体にコラージュ、写真から膨らんだイメージドローイング、書との融合、感触を絵にする、音楽を聴いてドローイングする、自画像を何枚も描く…等です。

私は、今はKさんの迫力を全て画面にぶつけるための課題を出しています。
それはKさんがもつパワーと奔放さこそが、作品に魅力を与える源だからです。

そしてそこに、Kさんにしかできない書の解釈とストロークを、どのように画面に表現していくかを、模索できるように導いていく。

毎回全身全霊をぶつけて来るKさんと、それを受けながらキチンと返す私。
非常に良い経験をさせてもらっています。

この「アーティストを目指して」は、特にアーティストを目指さずとも「自由に創作活動や表現を楽しみたい!」という方ならば、いつでも誰でも入会して頂けます。

また、デッサン講座と合同の授業になりますのて「アーティストを目指して」は只今お一人ですが、実際は、小学生も大学生も受験生もいる、楽しい授業です。

また、Kさんとは違う、あなたの個性を必ず引き出します。
興味がある方は、是非一度ご見学、もしくは体験にお越しください。


※写真は昨日の授業のKさん。
楽しい方です。

封筒作り

2014-01-15 09:53:03 | 教室のこと(一般絵画)




今年初めてのデイサービスの授業は「封筒作り」です。

◆四つ切りの紙の片方の角を、反対の長辺に持って行き、辺と辺を重ねるようにして、折れ目になる部分に印をつけ(紙は折らない)それを結んだ線をハサミで切ると、正方形ができます。

◆正方形の紙を半分に折るようにして、折れ目になる部分に印をつけると、紙の中心がわかりますが(紙は折らない)その中心に向かって両辺を持って行き、中心で糊代分が重なるように折ります。

◆そうして出来た縦長の三つ折りの紙の、上下を2センチくらい折り、折った部分の角を45度くらいに切り落とすと、封筒の入れ口と底の糊代部分ができます。

◆入れ口と底は、二枚重ねになっているので、内側の部分を切り取り、入れ口以外の糊代部分を糊で貼ると、封筒ができあがります。

◆封筒の長さや大きさは、好きなように調節ができます。

………………………………………………………

「封筒」というものを知らない人に、四つ切りの紙を一枚渡して、上記の説明で作ってもらったら…
まともに封筒になるのかどうか、甚だ疑問です。

文章にして説明するのは、本当に難しいですね。

ここはデイサービス。
ですから、私はスタッフの方に予め説明をし、キチンと身震い手振り説明しながら、おじいちゃんおばあちゃんに作ってもらいました。

「あ、折っちゃだめですよ」
「折っちゃった」
「そこは切っちゃ…」
「切っちゃったの」

かわいいハプニングだらけ(笑)
そこが微笑ましくて楽しい、デイサービスの工作でした。

来週またお邪魔しますね。



※消しゴムスタンプで飾り付け。かわいい封筒ができました。中でもぽち袋は、来年お正月のお年玉用に。「曾孫たちに」だそうです。
今年も一年元気にいきましょうね!

すべらずの松

2013-11-13 16:21:14 | 教室のこと(一般絵画)




知りませんでしたすべらずの松。

松新、松原、松山、松本、鳥居松…春日井には、松が付く町名が意外に沢山あるのですが、そんな本物の松があるなんて。

日祝日には、きっとお笑い芸人や受験生で賑わいを見せるのでしょうが、本日はど平日水曜日の週ど真ん中。
そこにいたのは、オールラウンド絵画教室高蔵寺の有志生徒さんと、デシ2恒森君だけでした。

はい。
「そこ」とは、春日井と多治見、いわゆる愛知と岐阜の県境「内津神社(うつつじんじゃ)」で、本日は「スケッチ会」を視察に行ってきました。

今日13日は、オールラウンド絵画教室の開講日ではありませんが、熱心なオールラウンドの生徒さんは、月に一度有志を集い、スケッチ会を開いているのです。
三回目の今回が、内津神社という訳でした。

今回スケジュールが合った私は、一人で行くのが怖かったので、恒森君を連れ立って、初めてスケッチ会を覗いてみたのですが…

『さ・む・い・!』

何しろ寒かったです。
山中あまり陽の当たらない場所にある内津神社。
まだ紅葉には早かった内津は、寒さだけは紅葉終わりの頃の体感温度でした。

しかし、そんな中でも、建物周り、池のほとり、遊歩道と、それぞれそそる場所を選びスケッチが進みます。

そんな時、たまたま池を覗いていたらー「ん?待てよ…そういえば…」
私は内津神社に有名な「鯉」がいることを思い出しました。

大きくて白い人面鯉。
確か「この人面を見つめると恋が実る」とかなんとか言ったはず。

とっさに「なんでここにいるのがデシ1じゃないんだ!」と思いましたが、すぐ「なるほど」と理解しました(T_T)」

しかし、人面鯉は見当たりません。
小さな池をしばらく探してみたものの、一向に姿を見せない人面鯉でしたが、それもそのはず。

この夏の豪雨で池の水が溢れ、殆どの鯉が池外へ流されたのだそうです。
通りがかった神社の関係者が教えてくれました。

切ない話です。

そんな話を知ってか知らずか、恋など知らずか、皆さん私がいる間は、池の鯉には目もくれず、各々他の場所でスケッチに没頭。

その出来映えも中々なものだと「後から」恒森君に聞きました。

そうなんです。
私。
あまりに寒くて途中で逃げ出しました。恒森君を置いて(・_・;)

その恒森君。
スケッチ終了後は、皆さんとうどん屋さんに行って親交を深めたのだとか。
そのうどん屋さんで、作品広げて互いに講評始めるから驚いたのだとか(笑)

皆さんらしいです(^_^)

今日は、そんな熱心で真面目で、優雅なオールラウンドスケッチ会のお話しでした。

ごきげんようm(_ _)m



じゃなかったか。
すべらずの松でしたか。f^_^;

はい。
内津神社入り口にドーンとそびえる苔むした松。
いかにもすべらず登れそうな松。
サルスベリ(百日紅)の反対ですね………………………………………………………………………………………。
それくらいしかわかりません。

……………………………冬休みに受験生連れて行ってきましょうかね。

これは何でしょう?

2013-11-12 12:03:20 | 教室のこと(一般絵画)




本日のオールラウンド絵画教室瀬戸のモチーフ。

これはいったい何でしょうか?

せいぜい3センチあるかないかの橙色の実は、たっぷり水を含んでふにゃふにゃと柔らかく、細身の枝に弱々しくついています。

皆さんおわかりですか?
私は、生まれてはじめて見ました。
瀬戸の生徒の皆さんも、どうやら私と同じだったよう。
実は食べられないらしいこれ。

正解は「○○」です。

「庭に沢山あるから」と、知り合いにわけていただきました。
風情がありますね。
秋らしいモチーフです。

オールラウンド絵画教室瀬戸の皆さん。
「今日は寒かったねぇ」と集まって、この珍しくもきっと簡単だったこのモチーフを、じっくりゆっくり一生懸命丁寧に柿ました。

(^_^)

一泊スケッチ旅行は

2013-11-01 15:02:57 | 教室のこと(一般絵画)




大変有意義でした。

2日目朝は、まず温泉。早朝6時の露天風呂。
養老温泉は本当に気持ちよい泉質で、4回も入ったらもうちゅるちゅるです。
誰もがこの美肌にドキドキ…って誰かに確認してもらうころにはギトギトですがね。

さて。2日目は、皆さん朝食を済ませてからチェックアウトまでの約2時間半の間に、ホテル部屋前のパティオでスケッチです。
もちろん一部の方のお酒片手スタイルは変わりませんf^_^;

そして昼を目指しておちょぼ稲荷。
今じゃすっかり希少価値、鯰の蒲焼きランチを平らげ参道をふらふら。串カツ食べて飲んでフラフラ。

大いに食べ、大いに飲み、大いに笑い、大いに描いた2日間。
親睦を深め、新たな目標「次回はもっと飲む!」を互いに確認した非常に有意義な旅行は、夕方の解散場所で無事フィニッシュ。

何はともあれ、怪我なく病気なく、平穏な中で終わったスケッチ旅行。

次回は全員参加がいいな。
その前に忘年会か(笑)
皆様お疲れ様でした。
お招きありがとうございましたm(_ _)m


※幹事のマツキさん。完璧なプランを有り難うございました&ご苦労様でした。

※写真はホテル部屋の前の中庭。
スケッチの様子。
鯰。参道。
最後は朝の散歩途中のすすぎ畑。
秋でしたね。