Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

MC復刻版「ベルばら」 (つぶやき)

2014-07-21 13:26:24 | つぶやき
 今月1日、マーガレットコミックス「ベルばら」復刻版全10巻が、当時のデザインそのままで発売された。私と「ベルばら」との出会いはまさにMCから。懐かしさもあって第7巻と8巻を購入。

 リアルタイムで読むには遅かったが、NHKの劇場中継で「ベルばら」を知り、原作は漫画とわかり即読むことにした。限られたお小遣いから毎月1~2冊ずつ、単行本を買い足していく。外伝は後回し。買ったら真っ直ぐ帰宅し読み始める。先が知りたくて、ぐいぐい読んでいった。全巻の中で、一番手に取ったのが7巻と8巻。オスカルがようやくアンドレに愛を告白し、互いの想いが通じ合う7巻、そして出動前夜、出動、戦死と繋がっていく8巻。あの感動を再び---表紙カバーの菱形模様、タイトルの字体、手の中に収まる大きさなどなどすべてが懐かしい。表紙絵も大好き。ようやく想いが通じた二人と、一足先に天に足を踏み入れたアンドレが、あとから追ってきたオスカルを導きながら、これから二人で生きていく世界に昇っていこうとする絵は、今見ても全く感動が色褪せない。アンドレの左目は、しっかりもとのまま。小学生の頃、私はこれらの本を必死に読んでいたのか。出動前夜はどう捉えていたのだろう?可能ならあの頃の自分に尋ねたい気がする。

 来月25日には、池田先生が昨年から描いている新作エピソードを集めたMC新刊が発売される。もちろん買う。まだまだ「ベルばら」の夢は続く。


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