
池田先生が「ベルばら」を描くにあたり、オスカルのモデルとなったユラン伍長とは、実際どんな人物だったのだろう?
パリ、カルナヴァル博物館に展示されている彼の肖像画。フルネームはピエール=オーギュスタン・ユラン(1758年ー1841年)。まんがでは7月13日の戦闘で、ユラン伍長として登場する。肖像画を見ると、軍服のデザインは意外と地味。フランス軍の軍服は、ナポレオン時代になってようやく、金糸で華やかに刺繍を施すようになっため、それ以前の軍服は地味なデザインが多い。池田先生は敢えてオスカルに、ナポレオン時代の、ゴールドがアクセントになっている軍服を着せている。
Wikiによればユランは、バスティーユ襲撃の際は、民衆の側に立って参戦。この時既に大尉に昇進していたらしい。フランス革命から、ナポレオンの時代にわたって活躍。一兵卒から将軍にまでなり、勲章を受け、最後は引退して天寿を全うして亡くなった。
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