Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

新作エピソード No.1 アンドレ編 (つぶやき)

2014-07-10 22:59:16 | つぶやき
 昨年4月、「ベルばら」連載開始40周年を記念してマーガレット10特大号の付録に、新作エピソード(アンドレ編)が15ページにわたり掲載された。

 このことは数日前から新聞等でも取り上げられ、新作エピのことを知らなかった人にも情報が伝わった。かくいう私もその一人。リアルタイムで「ベルばら」を読んではいなかったものの、40年ぶりの新作発表に胸がときめいた。

 そして発売日の正午、よく行くT書店に出かけてみたらマーガレットがまったくない!そんなばかな!だって今日が発売日じゃない。男性の店員さんに「あのぉ、今日発売のマーガレットはありますか?」と尋ねるのが恥ずかしくて店を出た。マーガレットのマの字がどうしても言えなかった。この年でまさかマーガレットを買う日が来ようとは!

 次いで個人経営の書店に行ってみたが、ここにもない。思い切って「週刊マーガレットはありますか?」と尋ねた。マーガレットの名を言う時、声がこもってしまった。あとで気づいたのだが、現在のマーガレットは隔週発行で週刊ではない。店員さんは調べてくれたが、やはりなかった。「取り寄せできますか?」と尋ねると「今日は土曜日なので、在庫があるかどうか確認できない。」と言われてしまった。

 3軒目の書店では、数冊平積みされていた。やった~。しかも立ち読みできないよう、しっかりとX字の形に、ごついゴムがたすき掛けされていた。とにかく無事手に入ってよかった。まさかベルばらを買うのに、これほど苦労するとは思わなかった。連載を終えて40年近く経った今も、いかに人気が高いかが分かった。買ってすぐに読んでみた。あぁ、これは以前宝塚でも上演したアンドレのどんぐりエピソードだ。池田先生の絵は、連載当時とは画風は違うが、それでもベルばらに新たな魂が吹き込まれたことが嬉しかった。

 この新作エピは売れ行きが好調だったのか、しばらくして本誌にカラーページを加えて再度発売された。もちろん買った。ちゃんと予約して。以後、新作エピはすべて事前に予約している。本紙サイズで読むと、迫力が違う。最近はずうずうしくなり「発売日よりも前に、入荷していたら売ってくれないか?」とお願いする始末。あぁ、人はこれほどまでずうずうしく変貌するものなのか?

 今年8月25日発売の、マーガレットコミックス第11巻は、これまでの新作エピをカラーページも含めて掲載。目玉は例のどんぐりのアンドレ編に15ページの追加があること。いったいどんなお話になるのだろう?今から楽しみ。

 読んでくださり、どうもありがとうございました。


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