
先週クリスティーズのオークションで、1枚の絵が701,000ドルで落札された。ルブラン夫人が描いたアントワネットの肖像画がそれ。
アントワネットお気に入りの宮廷画家ルブラン夫人は、数多くの肖像画を残している。彼女が描いたアントワネットの肖像画…豪華に着飾っていたり子どもと共にいる姿など、華やかで幸せそうな絵を思い出す人がほとんどではないだろうか?しかしこの肖像画はそういったものとは一線を画しているように見える。盛り立てたヘアスタイル、煌びやかな宝石類、仕立ての良い豪華なドレスとは全く無縁の素の王妃の姿。いつごろ描かれたのだろう?解説にはこう書かれていた。「これはアントワネットの死後公開された肖像画で、娘のマリー・テレーズ宛てに贈られたものである。」母の死後、この絵を受け取ったテレーズはどんな想いだったろう?マリー・テレーズのもとで大切に保管されたのち、この絵はどんな運命をたどったのか?落札金額の701,000ドルは、1ドル109円で換算すると、日本円にして約76,409,000円。いったいどんな人が落札したのか?
追記:この絵はアントワネットの没後、1800年に描かれた。ルブラン夫人は在りし日の王妃を想いだし創作したことになる。夫人が最後に描いた王妃の姿は、余計なものを一切そぎ落としたシンプルなものであるのが印象的。
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