
劇画家池田理代子先生のデビュー50周年記念展が、7月20日から9月10日まで、長野市の北野カルチュラルセンターで開催中。
↓ JR長野駅から国宝善光寺に向かう大通りを歩くこと約15分。北野カルチュラルセンターに到着。
↓ 場所柄地元の人だけでなく、善光寺を訪れる道すがらまたは参拝帰りに寄る人も多い感じ。入口で4人の飾りが出迎えてくれる。
↓ チケットを買ったら、円形のうちわを頂いた。これは一般料金100円割引券にもなる。館内に無料ロッカーあり。
↓ 展示スペースは1階から3階まで。3階は宝塚の衣装コーナー。2階は池田先生の初期の作品から「ベルばら」まで。「ベルばら」はストーリーを約10のパートに分けて原画を展示。各パートの最後に、その場面を演じている宝塚の舞台写真が2枚くらい掲示されている。原画の世界に浸ってずっと美しいコマ絵を追っていると、宝塚の写真が目に飛び込み、次のパートの原画を見る…この繰り返しなのだが、原画→宝塚写真→原画→宝塚写真の連続だと、集中力が途切れるというか、原画を見ているのか宝塚を見ているのかごっちゃになり、(大変申し訳ないのだけれど)宝塚の写真が不要にさえ感じられた。舞台写真と原画を、完全に分けて展示してもいいのでは?
↓ 1階は歴史漫画、「オルフェウスの窓」、大人の女性の生き方を描いた作品、ベルばらKidsや新作エピソードのコーナー。伝説の窓は、こんな感じに置かれていた。
↓ 長野展のオリジナルグッズはこれ。江戸時代から約270年続く、長野市に本社がある八幡屋磯五郎(やわたや いそごろう)の七味唐辛子。創業は元文元年(1736年)だから、マリア・テレジアが20歳の頃。赤金色のブリキ缶を見たことのある方も多いのでは?今回八幡屋さんと「ベルばら」がコラボして、七味のオスカルが登場。(係員さんの許可を頂いて撮影しました。)
↓ 蓋の部分にオスカルが描かれている。グッズ売り場に立ち寄る方の多くが購入していた。アントワネット缶は完売。残念。どんな感じなのか見たかった。
長野での展示を終えたら、次はどこか別の都市で開催するのだろうか?地方開催の良い点は、都会ほど人がどっと押し寄せないので、ゆっくりじっくり鑑賞できること。会場に足を運べない、地方在住の池田先生のファンのためにも、全国各地を巡回できるといいなあ。
読んでくださり、本当にありがとうございます。
>会場に合わせたオリジナルグッズもあったんですか
そうなんですよ。国宝善光寺のお膝元ということで、八幡屋さんの七味唐辛子とのご当地コラボに唸りました。長野限定ではもったいないです。
> 私の住む富山からは今では新幹線で一時間程度で着くし
北陸新幹線に乗ればすぐですね。9月10日まで開催していますので、お時間に都合がついたらぜひ行くといいと思います。東京などの大都市と比べ、見学者の流れがゆったりしているので落ち着いて鑑賞できます。またこれだけの原画を、次にいつ公開していただけるかわかりません。今年はいろいろ思うところがあり、「いつか」ではなく「できるとき」に何でもしておこうと決めました。金沢あたりで開催されるといいですね。
こんなブログですが、気軽に覗いていただけると嬉しいです。ありがとうございます。
私の方は5月末で退職後は専門学校に通学、7月末の資格試験合格後は8/14~有料老人ホームを全国的に展開する会社に再就職し、今は、お食事の配膳と音楽療法とピアノ個人レッスン講師という3つの仕事をしております。色々と慌ただしかったですがようやく落ち着きました。試験が終わり新会社に入社するまでの2週間のうちに羽を伸ばしたくて長野の原画展に行くつもりだったのですが、何やかやで行きそびれてしまいました。長野は日帰りで行かれたのですか?丹念なレポートをありがとうございました。
時々ご案内を頂くTV番組もいつも必ず観ているのですよ!
前職場での25歳の後輩が「ベルばらを読みたい」とのことだったのでMC復刻版10巻を贈ったらハマってしまったようで10月の新婚旅行はフランスに決定したそうでベル友が増えて私も嬉しくなりました。私も行きたいのは山々ですが病気の親のことなどの諸事情で暫くは難しくなってしまいました。りらさまが御紹介下さる素敵な18世紀の工芸品などを眺めながら旅行気分に浸らせて頂いております。いつも素敵な記事をありがとうございます(*^-^*)時節柄お身体をくれぐれもご自愛くださいませ。
>今は、お食事の配膳と音楽療法とピアノ個人レッスン講師という3つの仕事をしております
3つのお仕事をされているとは!さぞ大変なことも多いかとお察しいたします。でもやりがいもあるでしょうね。ピアノレッスンでは、どんな曲を指導されているのでしょう?音楽は人の心を癒す効果があります。音楽療法で、元気を取り戻す方も多いでしょうね。
長野市の原画展には、日帰りで行きました。地方なのでゆったりと鑑賞できて良かったです。とても素敵な美術館でした。TV番組は、毎週日曜夜の「ヴィクトリア」がとても楽しみです。イギリスではこの秋から第2シーズンが放送されています。来年、日本でも放送されるといいなあと願っています。このごろ夜になると眠くてなかなか読書が進みません。
>10月の新婚旅行はフランスに決定したそうでベル友が増えて私も嬉しくなりました
若い方が「べルばら」を読んでくれるのが嬉しいです。現代の20代は、どんな部分に惹かれるでしょうね?ベル友さんがフランスへの新婚旅行、テロなどの事件に遭わず、無事に楽しまれることを願っています。私もできることなら、もう一度「ベルばら」にちなんだ場所を訪れたいですが、今はちょっと無理です。
18世紀の工芸品は本当に素晴らしいと思います。職人さんの意気込みに心打たれます。最近はゆったりペースでブログを更新しておりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。どうかよろしくお願いいたします。