吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

「暖簾」(2)?、「続」?

2015年06月17日 | 内装工事
今日の岡山市北区の天気ですが朝から曇り空、終日 この調子かと思っていたら
途中 少しだけ陽が射してきた、曇り少しだけ晴れと言ったところだ。
気温は、朝の6時が19度で最高気温は29度だった様です。
メールが1件、何の事かと思ったら「暖簾の語源や種類をもう少し詳しく」と
昨日 我が家の「暖簾」交換をして、少しだけあった知識を書いただけですが、
まさか質問? が来るなんて思ってみなかった。
説が2種類あって、「源氏物語」に出てくる「几帳」が始まりと言う説。
布帛を張り巡らせたもの、戸張」「たれぎぬ」=室内に垂れ下げて隔てとする布。
もう一つは、禅宗と共に日本にやって来た隙間風を防ぐ垂れ幕だと言う説。
当初は「とばり」、「垂れ布」と呼ばれていたものが次第にノウレン、ノンレン、
ノレン=暖簾になったと言う禅宗と共にやって来た外来語とも言われています。
禅家の隙間風を防ぐ目的だけでなく、日除け、塵除け、目隠しと言う役目も。
「暖簾」の種類って知ってますか? 思ったより沢山あります。
まず一番に 「長暖簾」、昨日も書いた「半暖簾」、「水引暖簾」、「床暖簾」
「くぐり暖簾」、「太鼓暖簾」と言った具合、更に「祭り暖簾」、花嫁暖簾」
 役者さんの楽屋口に掛ける「花暖簾」、一般家庭で見られる台所に掛ける
 「玉暖簾」そして赤提灯などの飲み屋で見かける「縄暖簾」など、
思ったより案外多いでしょ。色も様々で業種によって決まっていた事は
昨日書いたかな?  色は、紺色、藍色、浅葱色、茶色、肌色、白色と言った
具合ですが、、主に 堅い商売の方は「紺色」・「藍色」、「茶色」は煙草屋
「はだ色」は蕎麦屋、「白色」は御菓子屋と言った具合です。
この色暖簾で遠くからでも解りやすくて随分助かったようです。
時々 老舗のお店で良く見かけるものに 「太鼓暖簾」 があります。
玄関先の上から垂らして両端を重しで固定してあります。風が吹くと
パタパタと鳴って太鼓を叩いている様に聞こえるので太鼓暖簾と言うそうです。
玄関先で目隠しと看板の役目を立派に果たしています。素材は、麻、木綿、絹で
出来ている看板です。最近は、余り目にしなくなった紺色に「質」を染め抜いた
質屋さんの「暖簾」ですが、 えっ 知らない。 私もこの近くにあるのは
知らないですが、いつぞや下関の赤間神宮から亀山神宮に向かって行くところに
綺麗な質屋さんがあった。まだ質屋さんてあるんだなんて思った。
戦後の復興期の頃、お世話になった方も沢山居られたのでは?と。
1通のメールから今日も脱線した様です。

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