吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

神社の手摺とカンナの話。

2015年11月23日 | 金属工事
今日の岡山市北区の天気ですが、辛うじて晴れを維持している感じ、
ここ最近 雨の連続でやっとすっきり晴れたのが昨日、今日も晴れと
期待したけど今一と言った天気です。相変わらず、仕事、家の事、
病院と言った具合に振り回されてブログまで手が回らない ” 残念 ”
午前中 依頼を受けている神社のSUS手摺の進捗状況を確認する為に
現場をのぞいてみた。雨が続いているけれど、取り敢えず既存の
石段、狛犬、燈篭、鳥居と言った石で作った物が撤去して別の場所に
保管してあった。保管と言っても、新設するので既存は没ですがね。
今日は祝日のせいか 石材業者の職人さんはゼロでした。
この調子だと手摺の施工はもう少し先になりそうです。
お昼前に帰宅、婆さんの昼食の準備をして2階から降りてくるように
内線で呼んで食事をさせる。その間に、前から気になっていた
冷蔵庫の中のチエックをしてみた。家内が食事を作らなくなって既に
1年が経過した。家内が以前に買った物が冷凍室の中に手付かずで
そのまま、それでも目に付く物は少しずつ処理をしたのですが、
3か所の冷凍部分の下や奥の方に何かが眠ってます。
出て来た、カチカチに凍ったカツオとサンマが各1本とカツオ節1本、
里芋、辛子明太子2パック、イリコの大きな袋が4袋と言った具合に
次々と姿を現す」 「でもカツオ節ってどうするんだ?」 
我が家には削る物は無いし、大工道具の入った箱にカンナが入って
いるのであれで良いのか? なんて。
カツオ節を削る物って長方形の箱で下側に削ったカツオを取り出す
引き出しが付いている。上は台カンナをひっくり返して歯が少し覗いて
いて、前後にカツオ節を動かしながら削っていくけど、我が家の場合、
新聞紙か何かを敷いて、台カンナを逆さにして削ってみるか。
「鉋」=カンナと読みます。一般的に皆さんが連想するのは「台カンナ」
ですが、少し歳のいった方は夏休みの宿題の工作などで、皆さん
触られたことがあると思います。時には、ご主人にきつい奥さんの
言動から、「うちのカカアったら、オンナじゃなくてカンナだよ!!」
なんて使い方をする人もいるようです。
このご主人 毎日 身を削られてるのでしょうか?
この「鉋」 ですが、昔は槍鉋(やりカンナ)と言って棒の先に
反った刃物が付いていて、棒の長さも30センチ~1m以上もある
正に棒の先に穂先と呼ばれる刃物が付いた槍ですね。
鎌倉時代の絵巻物「春日権現霊験記」に槍カンナを使用している図が
有る様です。今の形に近い台カンナになったのは室町時代以降だと
言われてますが、このことは大工道具の進歩の中で大発明だと
言われる位凄い事らしいです。先日 和風総本家? だったか、先代の
名人と言われた師匠から受け継いで先代に少しでも近ずこうと言う
名人が出ていましたが、木を削ってカンナから出てくるおが屑の厚みが
0,3mmで透けて見える位だった。凄い事、神業ですね。
台カンナの出現に一役買ったのが桶が生まれたからだと言う説もある。
水の漏れない桶の要望から、台カンナで精密に削った板同士ををピッタリ
合わせて箍(タガ)でしっかり締める事で水の漏れない桶が出現したようです。
その後、醤油・酒などの醸造業、海産物の輸送他液体を扱う業種が
飛躍的に発展したことは言うまでも無い。昔から大工道具などの発展を
見ると、日本人の発想や発明の素晴らしさが解りますね。
今日も途中から脱線して カンナの話に、 JR に就職しなくて良かった。

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