goo blog サービス終了のお知らせ 

遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

こんな人がいた~『岡本太郎その19 「対談集その2 アオシマだぁ~っ!』

2023年12月16日 | 絵画



 [対談集 岡本太郎 発言!]の目次と睨めっこしながら考えた
 前回 最終5章から始めると書いたが 早くも気持ちが変わっている
 年代順がいいような気もしてきた それとも登場回数の多い人か?

 多いと言っても2回が最高
 人名で書くと 勅使河原蒼風・花田清輝(うち1回は司会)・青島幸男の3名
 アオシマだぁ~っ! なんて昔流行った・・・気楽に彼でいこうか

 年代でみると1回目が1966(S41)年 この時は野坂昭如と二人が対談者
 対談の見出しは 「独身は不便でショ? 猛烈にいいよキミィ」
 面白そうだが 饒舌の野坂が入ると 超要約記述がタイヘンそう!

 2回目は青島一人だけ
 その時の見出しは 「もの言えぬ世の中はもう二度とごめんだ」
 これにしよう!

 青島幸男 1932(S07)年ー2006(H18)年
 作家・作詞家・タレント・司会者・俳優・放送作家・映画監督・歌手・政治家
 因みに岡本太郎は 1911(M44)年-1996(H08)年 20歳ほど年上

 政治家歴 二院クラブに所属 参議員議員比例区1968(S43)ー1995(H07)
  第13代東京都知事 1958(H07)ー1973(H11)

 岡本ー青島対談は1974年だから東京都知事を辞めたあとになる
 それでは超要約記述を始める

 というところで時間切れ
 実はこれから土曜大工を始める 人手も頼んであるのでもう変えられない
 明日にまた続きを書く
 
 近頃 1960~70年代の東京の映像を集め出したので 2編を埋め込む
 【都電の様子】

 【中川放水路の建設】

 それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]

こんな人がいた~『岡本太郎その18 「対談集その1 愛すること生きること#1』

2023年12月15日 | 読書


 岡本太郎の対談集その1は最終5章「愛すること生きること」から始める
 初めの相手は下の写真の人

池部良 1918(T7)-2010(H22) 俳優/随筆家   岡本太郎 1911(M44)-1996(H8) 人間

 この二人は従兄弟である 言葉で書くとややこしいので家系図参照

 対談に移る 7つ違いの従兄弟で互いを'良ちゃん''太郎’さんと呼び合う
 対談本だから会話のやりとりの面白さ 話題が広がる楽しさもある
 以下 会話は太と良と書く いずれも超々要約記述である

【俳優の演技】
 太「兵隊に行ってた時 君が最初に出た映画を観て心配した」
 良「何が心配?」
 太「あんなんでやっていけるのかなって」
 良「どうも恐れ入ります」
 太「次にカンヌで観た映画の君の演技には感心したよ」
 良「真価を認めた・・・」
 太「認めた 非常に純粋に演技をしていた」
 "太郎が言うには 例えば悲しい時 外国俳優は いかにも悲しい顔をする
 日本人俳優は それほど悲しい顔をしない そのほうが自然だし近代的だ
 ・・・俳優は大根たるべし"
 良「小林秀雄さんにも言われた お前下手だな でも下手なほうがいいって」

【太郎の絵】 
 良「太郎さんの絵はよくわからない デタラメを描いているのかと・・・」
 太「まあ酒を飲めよ」(笑)
 良「ぼくの親父の絵(※)なんてちゃんと物の形になっている 太郎さんの絵は
 抽象化されている上に 何か心理的なものになってくる」
 ・・・
 良「画題があると観る人が心理的に影響されるから番号つけたら?」
 太「岡本太郎 作品58番とか 池部良出演第123番とかか?」
 なんて話にも発展して面白いが割愛する

 池部鈞の絵(漫画絵の例)


嫁さんの話】
 良「太郎さん どうしてお嫁さんもらわないの?」
 太「そういうこと言われると困るのだけれど・・・」
 良「先輩に貰ってもらわないと 後塵を拝するのに都合が悪いからね」
 太「お前さんいっぺん結婚したじゃないか」
 良「テストだ」(笑)
 太「おれはその前にうんとテストしたから・・・」
 良「フランスでうんとテストしたの・・・」

 このあと「二人ともテスト テストで一生を・・・」
 「幼い頃の想い出」「一人も娯し」と話は続いて対談を終わる

 この対談の時かどうか分からないが 二人は互いの顔を描き合っている

 太郎が描く池部良           池部良が描く太郎

 
 対談に出て来る「現代人」という映画を探したが見つからない
 代わりに同じ頃の池部良主演の映画を掲載する
 カラー化でなく白黒でよかったのだが・・・ 


 今日はここまで それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]

こんな人がいた~『岡本太郎その17 「対談集 岡本太郎 発言!」のこと』

2023年12月14日 | 読書


 このところ岡本太郎の著書を探したり読んだりすることが多い
 書名を読むだけでも楽しくなる キャッチコピーは出版社がつけたものか
 「孤独がきみを強くする」~群れるな。孤独を選べ。
 「自分の中に毒を持て」~あなたは“常識人間”を捨てられるか
 「自分の運命に楯を突け」~「生きる覚悟」を持っているか
 
 上の3冊どれも読んでないが・・・
 「日本の伝統」 これは電子本で読み始めたところ
 目次に 章と小見出しがあるのでザッと目を通して・・・面白そう! 
 Ⅰ伝統とは想像である の小見出しを例示する
  人力車夫と評論家たち
  法隆寺は焼けてけっこう
  モーレツに素人たれ
  伝統とは銀行預金のようなものか
  古典はその時代のモダンアートだった
  裏側文化
 電子版も出ているので興味を待ったらぜひ購入を!

 もう1冊 読み始めた活字本が「対談集 岡本太郎 発言!」
 目次で登場する人物を数えたら37人いた
 女性が2人いて瀬戸内寂聴・松任谷由実
 
 他に2人の女性・・・岡本敏子と佐藤玲子がこの本の編者(後者は美術館学芸員)
 太郎生前の対話記録560本から できるだけ幅広いジャンルの選んだという
 中から面白い人・話題選んで 明日以降 超要約記述で紹介したい
 
 今日はオール文字だけになった それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]

こんな人がいた~『岡本太郎その16 太郎とジャズ』

2023年12月13日 | 音楽
またまたモミジ・・・変わり映えしなくてスミマセン

 
 以前 テレビCMで太郎がピアノを弾いていたことを思い出した
 彼の著作の中でもシャンソンやマリアッチなどが出て来た
 絵を描く時の筆さばきを観ると 即興的なジャズ演奏が似合いそう

 そこで「岡本太郎 ジャズ」でネット検索してみた
 「岡本太郎 × ジャズ!? レーベルDays of Delightが始動」 えっ 面白そう!
 早速Youtubeで検索 映像がかなりオカモチック(私の造語)である


 レーベルを作った人は平野暁臣(ひらの(あきおみ)氏 1959(S34)- 
 空間メディアプロデューサー (株)現代芸術研究所代表取締役 
 岡本太郎記念館館長 音楽プロデューサーほか
 岡本太郎のパートナー岡本敏子の甥・・・なるほど 太郎と縁が深い!

 今日のテーマはジャズ 早速聴いてみることにする
 Days of Delight Atelier Concertと銘打って行われているセッションから
 ↑「喜びの日々」アトリエ・コンサートでいいのかな
 場所は 南青山の岡本太郎記念館のアトリエだろう
 

 ところで空間メディアプロデューサーとは どんなことをするのか・・・
 「TARO100祭」(2011年)で行われた「太陽の塔」プロジェクト・マッピング


 ジャズの話に戻ろう 記念館では5年前にこんな企画展も行われていた
 "いまこの瞬間にすべてを賭ける それが岡本太郎の生き方だった
 即興と対話のジャズにも ’いま’この瞬間しかない 太郎の芸術と同じだ”

 Days of Delight Atelier Concerからもう1曲


 平野氏は岡本太郎のドキュメンタリー映画もプロデュースしている
 ぜひ見たいが本編が見られるかどうか・・・無ければPVでも次回に
 それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]

こんな人がいた~『岡本太郎その15 壁画「明日の神話」の制作から恒久設置まで』

2023年12月12日 | 読書

今日もまたモミジのだんだら模様


 今日は「明日の神話」Webサイトを使う
 実は 昨晩までこのサイトがあることを知らなかった
 下手な超要約記述で苦労することも無かったのに・・・

 そのWebサイト名は「明日の神話継承保全機構」 トップページへのリンク
 何だかすごく仰々しい名前 もしかしてお役所サイト?
 かとおもったらNPO法人のサイト もう少しネーミング考えれば?

 個人的には 内容が揃ってる割には見心地がよくない と感じた
 そこで勝手ながら 必要項目に絞って該当ページへ直接リンクさせた
 また 文中※は私の勝手な指摘事項である

 頁の上から下へ 以下の項目が記載されている
・明日の神話 ※記述内容混在 作品内容の説明に徹するべし
・設置意図 ※『明日の神話』軌跡頁と重複 ここでは不要
  ※なお 渋谷駅設置以外に 広島・大阪吹田が名乗りを上げた
   岡本敏子は反核・非核が太郎の悲願だから広島設置案を熱望した
   渋谷にした理由は 乗降客数が日本一だから・・・バカじゃないの?
   私は俊子案に賛同 次案は大阪千里の「太陽の塔」の傍ら
・NPOの活動 ※この頁には不要
岡本太郎プロフィール ※他に敏子を含むプロフィール頁があるので削除

 これでこの頁はスッキリ 実は私の元本業はWebサイト批評家・・・ではない

・岡本太郎プロフィール ※粗略すぎる 記念館年表にリンクをはればよい
・岡本敏子メッセージ
 ※旧サイトには岡本敏子の作品解説音声ファイルが掲載されていた
 勝手ながらそれらをG-driveにアップした→その1 その2


旧サイトについて>
 行方不明だった「明日の神話」がメキシコで発見された時
 その再生を目的に 2005年に有志で作られたWebサイト(非暗号化)
  内容はほぼ上記の継承保全機構サイトに引き継がれている
 有志団体名は「太郎の船団TAROS BOATS」 中心人物<ほぼ毎>の糸井重里 

 ※再生プロジェクトを立ち上げた理由(含・推測)
  旧東京都庁舎の岡本太郎の壁画が建物と同時に破壊された
  お役所に任せるとロクなことにはならないことを警戒したためか?
  結果的に保存していたメキシコの文化・芸術レベルが上だった!


  ・制作から発見・再生 恒久設置までの軌跡


 ・全部で5つの場所での壁画・彫刻などの画像を表示
  ※「明日の神話」以外の作品もある どうせなら都内全て網羅すれば?

 以上 ほとんどサイトにケチをつけただけで終わってしまった 
 次回は 太郎の別のテーマにする予定
 それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]