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マイペースおくやまの進化的考察

進化の研究は楽しい!というわけで、日常の研究生活で考えたこと、感動したこと、あるいは思いつきのネタの備忘録です。

吸血鬼たち

2006-07-02 12:44:35 | 日常
今日はアメリカ東海岸のズダヤクシュ、Tiarella cordifoliaを採集するのと、少し今までと雰囲気の違う林を見るという目的で、ニューヨーク州の中央部に少し遠出してみました。
果たしてお目当ての種は割とあっさり見つかりましたが、山を歩いていると大量のブヨが襲来。網を振ると一振りで数十匹は入ります。もちろん網で取っても焼け石に水。それどころかどんどん私の周りに集まって増えてきます。花の写真を撮って私が動けないのをいいことに、容赦なく咬んできます。さらにどさくさにまぎれてアブまで私を刺してきます。

これはたまらんと林の中に逃げ込むと、たしかにブヨは少し減りましたが、今度は大きな蚊の攻撃です。刺された瞬間に痛みがあるほどです。
ついに我慢できずに車に逃げ込むと、奴らは車内にまでついてきます。ようやく全部やっつけたら、首に違和感が、、、。

とどめに大きなマダニが食らい付いていました。
そんなに私の血液の栄養価が高いというのでしょうか?
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うっかり者

2006-07-01 11:39:58 | 日常
今日は冷や汗をかきました。
パスポートとカメラの入ったかばんを、どこかに置き忘れてしまったのです。
これでは植物採集どころではありません。
結局同行の先輩に散々迷惑をかけつつ、何とか無事発見。
お昼に食べたマクドナルドに置き忘れていたのでした。ひどいうっかり者ですよまったく。
何かの旅行ガイドに、パスポートは命の次に大事だと書いてあったのを思い出しました。うーむ反省せねば、、、。

その後、残った時間で山に入るとあら不思議。
これまでいくら探しても見つからなかったMitella diphyllaHeuchera americanaが見つかるではありませんか!T-storm(大陸の猛烈な雷雨のこと)が近づく気配に焦りながらも無事採集できました。

たたきつける雨の中、安心しながら宿に帰るのでした。

帰って標本の記録をつけようとして、はたと気づきました。
筆箱が無い、、、

今度こそ見つからないような気がします。
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アメリカを満喫?

2006-06-30 12:29:21 | 日常
今日はニューヨーク市の少し北にあるBear Mountain State Parkというところにチャルメルソウの仲間を探しに行きました。
アメリカブナ(Fagus grandifolia)やユリノキ(Liriodendron tulipifera)の自生を見ることができて感動し、アキノギンリョウソウ(Monotropa uniflora:日本のものと同種の扱いになっていますがちょっと信じられませんね)やハマウツボ科の寄生植物Conopholis americanaも見ることができて、最初こそ楽しかったのですが、自然度があまり高いとも思えない場所で、新たに見られる動植物の数も増えないので、疲ればかりがたまりました。
昨年西海岸を訪れた印象で、合衆国の北部は涼しいと思っていたのですが、ここは日本の夏と同じぐらい蒸し暑いです!
肝心のチャルメルソウの仲間も、すぐに見つかるだろうとたかをくくっていたところが、結局さっぱり見つかりませんでした。

成果も上がらなかったのですが、今日の食事もなかなかのものでした。
昼食は田舎町の中華料理。量ばかり多くて、驚くほどまずいです。ワンタンは小麦粉の味がして、しかも何だか臭かったし。これはもはや何か異次元の食べ物でした。

そして夕食。外見はちょっといい感じのファミリーレストランといった感じの場所で食べました。一日の終わりくらいはいいものを食べたいですよね。
・・・出てきた料理のあまりの多さにまずは圧倒されました。大量の野菜の炒め物がご飯の上に乗っています。味の方は、、、。何だかものすごくシンプルな、というかケチャップと砂糖だけで味付けしたような代物でした。たくさんの野菜を贅沢に使って、その素材のよさを台無しにした、何とも贅沢な料理と言ったところでしょうか。

モーテルに帰って、急いでSamuel Adamsのビールで口直し。これがアメリカの本当の姿だというのでしょうか、、、。

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ホームページの更新

2006-05-04 00:51:56 | 日常
久々にホームページを少しだけ更新しました。
良かったらチェックしてみて下さい。

今日は慣れないハードスケジュールに体が悲鳴を上げているのが分かったので、久々にゆっくり休む事にしました。
やはりよい研究をするには精神的にも肉体的にもゆとりが欠かせない、といって今日のサボりを自己正当化するのでした。

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極上のコーヒー

2006-04-22 23:53:51 | 日常
長崎の調査から帰って参りました。

私はとにかくコーヒーに目がないのですが、
今回は旅の途中で出会った極上のコーヒーの話をひとつ。

長崎県大村市須古町には『スコーコーヒーパーク』という全国でも極めて珍しいコーヒー園があります(少し調べたところでは他に小笠原や徳之島などで小規模の商業栽培がなされているようです)。温室はそんなに大きなものではありませんが、中で栽培されているコーヒーの木には真っ赤な実がたわわになっていて感動的です。


実っているコーヒーの実

さて、温室の隣にはもちろん喫茶店があってここで作られたコーヒーを飲むことができます。ここでは豆も売られていますが、外国の豆とのブレンドなので、国 産豆100%のコーヒーはこの喫茶店でしか飲むことができないようです。ちなみに品種はブルーマウンテンのものと同じだそうです。

一杯1000円。コーヒーの値段としては破格ですが、これを飲まねば自称コーヒー通の名折れです。注文してまもなく、とても個性的なカップに入ったそのコーヒーは出てきました。

このカップの形、コーヒーを初めて日本にもたらしたオランダ人医師シーボルト(もちろん博物学者としても有名なあのシーボルトです)が客人をもてなすために使ったというカップを再現したものだということです(絵はイメージだそうですが)。

温室栽培の豆なんて本当に美味しいのか?と疑問に思いながら一口。

「んん!?」

何とも味わったことの無い、力強い味と香りでした。チェリーのような香り、そして少し土の香りもするように感じました。

もちろん人の好みにもよるでしょうが、間違いなく最高級の一杯と言えます。あんまりその味わいが気に入ったので、いつもは途中で入れるミルクを入れるのを忘れて飲み干してしまいました。

国産のコーヒーが温室栽培にも関わらずこれほど美味しい理由を少し考えてみました。
品種が良い事と、店の焙煎技術の高さももちろんあるでしょうが、何より摘みたてである事がカギなのではないかと思います。

コーヒーは産地で収穫されてから日本の消費者の元に届くまで、どう考えても数ヶ月経過しています。この間に味が落ちるのも無理ない事。
それでは生産国で飲めば良いということになりますが、品質の良いコーヒーは全て輸出に回されていたりして、意外と現地でも良いコーヒーを飲むのは難しい様に思います。

真相はともかく。自称アミーガー(?)という愉快なオーナーの、コーヒーに対するこだわりは本物だと感じました。

コーヒーを愛する方は一度はここを訪れてその個性的な味を確かめてみて下さい。国産コーヒー、絶品です。

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カメラレンズの修理

2006-04-15 22:39:36 | 日常
今日も雨でしたが、何だかこの春はとても天気が悪いように思います。
今日は修理に出していたマクロレンズを取りに四条河原町まで出てゆきました。絞りが開きっぱなしになって、焦点深度が一番浅い状態から動かなくなっていた のです。接写撮影においては致命的な状態です。
よくあることみたいですが気づきにくい故障なので、マクロレンズを使っている方はたまに絞りを色々動かしてちゃ んと機能しているか確認してみることをお勧めします。

それにしてもこの時期の四条や祇園のあたりはすごい人の数です。
つくづく年間4500万人もの人が訪れる観光都市にいることを思い知らされます。人の多さには辟易とさせられることもありますが、やはりそれでも京都は学生生活を送るのにはこの上ないよい街だと思います。
今年の観光客の方にはあいにくの天気で少し気の毒です。
しかし雨の都も風情があるかもしれません。

レンズの修理代はいくらかかるのかとびくびくしていたら、意外にもタダでした。8年使っていたもので、当然保証も過ぎていますし、かなり大きな部品を交換していただいたので、経費がかかっていないはずは無いのですが、、、?
早速出来映えを確認したら、見事に絞りの故障は直っていました。キチンとしていただいた仕事の対価は払うのが道理だと思うので、逆に何だかスッキリしない気分です。

まあ何にせよこれでまたよい花の写真が撮れます。
特にチャルメルソウの仲間は地域集団ごとに著しい個性がありますので、撮るのがとても楽しい被写体です。

来週は九州大の友人と久々に会って長崎へ調査に行けることになったので、楽しみです。
九州唯一のチャルメルソウ個体群を見事写真におさめてきたいと思います。


コメント (3)
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