26日、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルで除幕された、ブルース・リーさんの銅像(AP=共同)
【ウィーン27日共同】1990年代の民族紛争で大きな被害を受けたボスニア・ヘルツェゴビナ南部のモスタルに26日、香港のカンフー映画スター、故ブルース・リーさんの銅像が設立され、記念式典が行われた。
銅像は民族和解の象徴として、かつての“戦場”近くの公園に設置された。等身大(約170センチ)で、おなじみのファイティングポーズを決めている。
ボスニアでは70-80年代にブルース・リーが大人気で、発案者の1人は「異なる民族が共有するものの1つがブルース・リーなんだ」と強調した。
式典には、大勢の市民のほか銅像設立を後援した中国とドイツの大使も出席した。
(共同通信) - 11月28日0時54分更新