俺達は共に歩んでいくそう言葉を交わしあった
何が起ころうとも
日が暮れ、道を見失い
歩を進めるうちにもしも手と手が離れてしまったら
君を待つよ
そしてもし俺が遅れてしまったら
待っていてくれ
ダーリン 俺達は並んで旅をすると誓い合った
同じ歩幅で歩み、助け合うと
でも恋人たちはそれぞれみな足並みが異なるもの
だけど俺は君を待っている
そして俺が遅れた時は
待っていてほしい
誰もが終わることのない誠実な愛を夢みている
でも俺達には分かっている
この世の仕打ちというものを
だから しっかり歩もう 誰の目にも見えるよう
そして 君を待っているから
もしも俺が遅れた時には
待っていてくれ
向こうの谷に美しい川が見える
オークの大枝の下で結婚しよう
夕闇の影の中 お互いを見失うような事があれば
俺は君を待っている
だから 俺が後れをとった時には
待っていてほしい
ENGLISH
</object>
今回取り上げた曲は、地味ながらもとてもブルース・スプリングスティーンらしい誠実な曲です。
1990年にリリースされた『Lucky Town』の中の1曲です。
私は以前も書いたようにラブソングというものが大抵好きじゃありません。でもこの曲はやっぱり特別です。
相手が好きだからどんな事でもしてあげるとか、自分のこんな要求に応えてくれ、
というのではなくて、ただ共に相手を気遣いながら歩んでいく、というだけのこと、
どちらかだけが我慢したり、要求するのではない現実的な公平さ、
男性の方からも待っていてほしいと頼む素直さ、
これらみんなが他の凡百のラブソングとは一線を画した誠実さを感じさせる気がします。いつか結婚式をする事があればこの曲を使いたいなぁなんていう夢を持っています。
ブルースには恋愛の事を歌った曲も多くありますが、結婚式で使えないような曲も沢山あります。
誠実さゆえに恋人がいてもいなくても、或いは結婚していてさえも
彼は人生の長い間、本当の愛の何たるかについて悩んできた人です。
それが最もよく表れている曲の1つが以前取り上げた"Brilliant Disguise"だと思います。あの作品を発表した時、ブルースは現在の妻ではない人と結婚していました。
だから、あの曲は結婚式には向いていません。
なぜこんな事を書くかというと、前にどこかで"Brilliant Disguise"を結婚式で使ってはどうかと提案するウェブサイトに出会った事があるためと、この曲の歌詞を検索して私のブログを訪れてくださる方がしばしばいらっしゃるからです。
私の想像でしかないけれど、そういう方はこの曲が本当に結婚式に相応しいかどうか確かめておられるのかと思ったのです。
もしも、ブルースの曲を何か結婚式などで使ってみたいとお考えの方は、
良かったら"If I Should Fall Behind"はいかがでしょうか。
特にお勧めではないけれど、カントリーシンガーのFaith Hillもカバーしているようです。
またこの曲は、男女の関係について歌われていますが、
ブルース自身が2000年に入ってEストリートバンドと再びライブを廻るようになった際に彼らとの友情を象徴する曲として毎晩Eストリートのメンバーとパートを分けて歌っていました。
何が起ころうとも
日が暮れ、道を見失い
歩を進めるうちにもしも手と手が離れてしまったら
君を待つよ
そしてもし俺が遅れてしまったら
待っていてくれ
ダーリン 俺達は並んで旅をすると誓い合った
同じ歩幅で歩み、助け合うと
でも恋人たちはそれぞれみな足並みが異なるもの
だけど俺は君を待っている
そして俺が遅れた時は
待っていてほしい
誰もが終わることのない誠実な愛を夢みている
でも俺達には分かっている
この世の仕打ちというものを
だから しっかり歩もう 誰の目にも見えるよう
そして 君を待っているから
もしも俺が遅れた時には
待っていてくれ
向こうの谷に美しい川が見える
オークの大枝の下で結婚しよう
夕闇の影の中 お互いを見失うような事があれば
俺は君を待っている
だから 俺が後れをとった時には
待っていてほしい
ENGLISH
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今回取り上げた曲は、地味ながらもとてもブルース・スプリングスティーンらしい誠実な曲です。
1990年にリリースされた『Lucky Town』の中の1曲です。
私は以前も書いたようにラブソングというものが大抵好きじゃありません。でもこの曲はやっぱり特別です。
相手が好きだからどんな事でもしてあげるとか、自分のこんな要求に応えてくれ、
というのではなくて、ただ共に相手を気遣いながら歩んでいく、というだけのこと、
どちらかだけが我慢したり、要求するのではない現実的な公平さ、
男性の方からも待っていてほしいと頼む素直さ、
これらみんなが他の凡百のラブソングとは一線を画した誠実さを感じさせる気がします。いつか結婚式をする事があればこの曲を使いたいなぁなんていう夢を持っています。
ブルースには恋愛の事を歌った曲も多くありますが、結婚式で使えないような曲も沢山あります。
誠実さゆえに恋人がいてもいなくても、或いは結婚していてさえも
彼は人生の長い間、本当の愛の何たるかについて悩んできた人です。
それが最もよく表れている曲の1つが以前取り上げた"Brilliant Disguise"だと思います。あの作品を発表した時、ブルースは現在の妻ではない人と結婚していました。
だから、あの曲は結婚式には向いていません。
なぜこんな事を書くかというと、前にどこかで"Brilliant Disguise"を結婚式で使ってはどうかと提案するウェブサイトに出会った事があるためと、この曲の歌詞を検索して私のブログを訪れてくださる方がしばしばいらっしゃるからです。
私の想像でしかないけれど、そういう方はこの曲が本当に結婚式に相応しいかどうか確かめておられるのかと思ったのです。
もしも、ブルースの曲を何か結婚式などで使ってみたいとお考えの方は、
良かったら"If I Should Fall Behind"はいかがでしょうか。
特にお勧めではないけれど、カントリーシンガーのFaith Hillもカバーしているようです。
またこの曲は、男女の関係について歌われていますが、
ブルース自身が2000年に入ってEストリートバンドと再びライブを廻るようになった際に彼らとの友情を象徴する曲として毎晩Eストリートのメンバーとパートを分けて歌っていました。
古い記事へのコメントですが、ごめんなさい。
僕はこの曲はシーガーセッションズで演奏していたアレンジが一番好きです。
あの3拍子と「ラーララッラ」のコーラスは、自曲のアレンジを劇的に変えるブルースのこれまでのリストの中でも一番じゃないかなと思います。
歌詞で表現したものに、確実に新たなニュアンスを加えていると思います。
「二人で一緒にやっていこう」というメッセージに加えてさらに勇気を与えてくれるようです。
ダブリンでのこの曲は、アルバムやニューヨークのライブ盤で聴けるものに比べてとても前向きで幸福な感じがありますよね{キラリ}社会情勢はともかくとして、ブルースの個人的な家族や友人に対する信頼は歳を経るにつれて強い確固たるものへとなって、それが曲にポジティブな要素になって反映されているんじゃないかなぁと思います。(分かりにくい文ですみません{汗})
『Tunnel of Love』と同い年なことが自慢です…!どうもありがとうございます。