今回は中学生の妊娠・出産がテーマ。
5話に登場した妊婦はおとなしそうな14歳の女の子。
妊娠が分かった時には既に8ヶ月に突入しており、産むしかない状況から話は始まる。
お腹の中に宿っている新しい命の重みや実感が湧かない状態なので、
バスケットボールの大会までにちゃちゃっと産みたいだとか、
「陣痛って痛いんですか?
麻酔打ってもらえますよね?
ネットで検索したら麻酔使えば痛くないって(^^)」などと言う始末。
相手の男の子の父親は子どもの為に(保身の為に)育てることは頭ごなしで猛反対、
男の子も親に意見が言えない立ち向かえない様子、
妊娠した女の子の母親は子どものことを
考えなければいけないのは分かっているけど
仕事のこともあるしもうどうしたらいいの...状態。
この段階では医師以外産まれてくる赤ちゃんのことを考えていなかった。
でも医師やメディカルソーシャルワーカーを交えて全員で話し合いをした時、
初めて当事者の二人は事の重大さに気づく。
最初の検診でエコーを見て「CGアニメみたい」と言っていた女の子は胎動を感じて確かに命がここにあるということを実感する、
男の子は自分の本音を彼女に打ち明け
ちゃんと逃げずに向き合おうと決心する。
けれど二人はまだ中学生。
親になるには未熟過ぎるし、生活力もない。
赤ちゃんの幸せを一番に考えた結果、
養子に出すという選択をする。
そして出産。
想像を絶する痛みに耐えて、
産まれてきた赤ちゃんの顔を見る
女の子の表情は何とも言えなかった。
当然手放しで喜ぶことができないので、
出来る限り赤ちゃんを抱きしめる。
分娩室の外には男の子の姿が。
叫び苦しむ女の子の声をただただ黙って聞くことしかできない。
自分の無力さやしてしまったことの重さを噛み締めているように見えた。
そしてこれから二人の赤ちゃんを育てる
里親の表情や言葉に決意と感謝の気持ちを感じ、より胸が締め付けられた。
今回は気づいた時には堕胎できない状態だったこと、
(堕胎できたとしても考え物)
低年齢の出産はリスクが大きいこと、
養子縁組のことなどとても深く考えさせられた。
起こってしまったことはどうすることもできない、
でも確実に産まれてくる命と真剣に向き合わなければならないということがしっかり描かれていたように思う。
そして学校や友人の反応を省き、
(その役目は視聴者に託したのかな?)
当事者の二人や家族を中心に養子縁組のことやサポートをする医師達の姿を描いていることも良かったと感じた。
世の中に性の知識は溢れているけど、
果たして正しい性の知識は多くの未成年に届いているのだろうか?
もちろんちゃんとした知識を持って
自分の身を守れる子達がほとんどだろうけど、
こうやって10代の妊娠・出産が
現実に起こっているという事実は存在している訳で...
(その中にも特殊な事情の子もいたり)
5話の中学生達はする知識はあるのに
避妊のこととか妊娠のことなど
何も知らない様子だったのがホント謎。
それこそネットでいくらでも調べられるのに。
妊娠を望まないのなら避妊はして当然のことじゃないのかな?
だからと言ってゴムを使用した場合100%妊娠しないという訳でもないようなので、
10代で尚且つ子どもが出来ては困るという状況なら安易にするべきではないと思う。
望まない妊娠で身体に負担が掛かるのは女だけだし、
産まれてきた子どもが不幸な目に合うのは考えただけで心が痛む。
そういうニュースを見るのも辛い。
でもする人はするし、
挙げ句の果てに妊娠してしまうし、
今回のケースのように気づいた時には
産むしか選択肢がない状態という現実は
なかなか無くならないのかも。
子どもは親を選べない、
そして親も子どもを選べない。
だけど親次第で子どもの人生は大きく変わる。
一人でも多くの子どもが望まれてこの世に産まれてくることを、
そしてこのような形で産まれてきた子どもが
救われて幸せになれることを願うばかり。
5話に登場した妊婦はおとなしそうな14歳の女の子。
妊娠が分かった時には既に8ヶ月に突入しており、産むしかない状況から話は始まる。
お腹の中に宿っている新しい命の重みや実感が湧かない状態なので、
バスケットボールの大会までにちゃちゃっと産みたいだとか、
「陣痛って痛いんですか?
麻酔打ってもらえますよね?
ネットで検索したら麻酔使えば痛くないって(^^)」などと言う始末。
相手の男の子の父親は子どもの為に(保身の為に)育てることは頭ごなしで猛反対、
男の子も親に意見が言えない立ち向かえない様子、
妊娠した女の子の母親は子どものことを
考えなければいけないのは分かっているけど
仕事のこともあるしもうどうしたらいいの...状態。
この段階では医師以外産まれてくる赤ちゃんのことを考えていなかった。
でも医師やメディカルソーシャルワーカーを交えて全員で話し合いをした時、
初めて当事者の二人は事の重大さに気づく。
最初の検診でエコーを見て「CGアニメみたい」と言っていた女の子は胎動を感じて確かに命がここにあるということを実感する、
男の子は自分の本音を彼女に打ち明け
ちゃんと逃げずに向き合おうと決心する。
けれど二人はまだ中学生。
親になるには未熟過ぎるし、生活力もない。
赤ちゃんの幸せを一番に考えた結果、
養子に出すという選択をする。
そして出産。
想像を絶する痛みに耐えて、
産まれてきた赤ちゃんの顔を見る
女の子の表情は何とも言えなかった。
当然手放しで喜ぶことができないので、
出来る限り赤ちゃんを抱きしめる。
分娩室の外には男の子の姿が。
叫び苦しむ女の子の声をただただ黙って聞くことしかできない。
自分の無力さやしてしまったことの重さを噛み締めているように見えた。
そしてこれから二人の赤ちゃんを育てる
里親の表情や言葉に決意と感謝の気持ちを感じ、より胸が締め付けられた。
今回は気づいた時には堕胎できない状態だったこと、
(堕胎できたとしても考え物)
低年齢の出産はリスクが大きいこと、
養子縁組のことなどとても深く考えさせられた。
起こってしまったことはどうすることもできない、
でも確実に産まれてくる命と真剣に向き合わなければならないということがしっかり描かれていたように思う。
そして学校や友人の反応を省き、
(その役目は視聴者に託したのかな?)
当事者の二人や家族を中心に養子縁組のことやサポートをする医師達の姿を描いていることも良かったと感じた。
世の中に性の知識は溢れているけど、
果たして正しい性の知識は多くの未成年に届いているのだろうか?
もちろんちゃんとした知識を持って
自分の身を守れる子達がほとんどだろうけど、
こうやって10代の妊娠・出産が
現実に起こっているという事実は存在している訳で...
(その中にも特殊な事情の子もいたり)
5話の中学生達はする知識はあるのに
避妊のこととか妊娠のことなど
何も知らない様子だったのがホント謎。
それこそネットでいくらでも調べられるのに。
妊娠を望まないのなら避妊はして当然のことじゃないのかな?
だからと言ってゴムを使用した場合100%妊娠しないという訳でもないようなので、
10代で尚且つ子どもが出来ては困るという状況なら安易にするべきではないと思う。
望まない妊娠で身体に負担が掛かるのは女だけだし、
産まれてきた子どもが不幸な目に合うのは考えただけで心が痛む。
そういうニュースを見るのも辛い。
でもする人はするし、
挙げ句の果てに妊娠してしまうし、
今回のケースのように気づいた時には
産むしか選択肢がない状態という現実は
なかなか無くならないのかも。
子どもは親を選べない、
そして親も子どもを選べない。
だけど親次第で子どもの人生は大きく変わる。
一人でも多くの子どもが望まれてこの世に産まれてくることを、
そしてこのような形で産まれてきた子どもが
救われて幸せになれることを願うばかり。