大須観音はりっぱな観音様です.
大正琴発祥の地であることは知りませんでした.
2006年12月20日スーパー一座吉例大須師走歌舞伎 将門伝説後日旗上げ☆☆☆☆☆於 大須演芸場
平 将門ほか・・・・・・・・・・・原 智彦(おもなが屋)
藤原純友・・・・・・・・・・・・・水谷真人(池鯉鮒屋)
藤原秀郷・・・・・・・・・・・・・野口登志(大多摩屋)
平 貞森ほか・・・・・・・・・・・児見山宗志(指月屋)
上使ほか・・・・・・・・・・・・・浅野 誠(松濤屋)
押戻しほか・・・・・・・・・・・・間瀬礼章(亀崎屋)
瀧夜叉姫・・・・・・・・・・・・・後藤好子
お清・・・・・・・・・・・・・・・吉野貴子(櫻屋)
お清の母ほか・・・・・・・・・・・柴田しのぶ(茜屋)
音楽・・・・・・・・・・・・・・・マボ
ここ数年夏の風物詩となったスーパー一座の「大須オペラ」,その一座が毎年12月に上演する歌舞伎を初めて見に行きました.
昨年行く予定でいたのが,急な病に中止し,今回が初めて.
まず昨日夕方名古屋入りし,ホテルの裏手にある海鮮系の居酒屋へふらりと.この店がなかなか良くて,味もサービスも実に良い塩梅でした.
アン肝,なまこ酢,刺身,さえずりと食べて飲んで一度ホテルへ.昨晩はNHKでスーパーバレエレッスン,TBS学校へ行こうにマラーホフが出るので,テレビにかじりつく.マラーホフ日本語がいっぱい混じって(・∀・)イイ!!,だけど好物が「くさや」かよ!おい!NBSセミオノワも好物は「銀ダラ」と言っていたぞ!もう少し良い物喰わせてやれ!
終わった後Cypressの奥さまと待ち合わせ,夜の町へ繰り出しました.
今朝は遅くまでゆっくり寝て,名古屋駅のHandsで時間を潰した後,大須観音駅へ.
Cypressの奥さまと待ち合わせて見て参りました.大須歌舞伎.
全席指定というか座布団指定の大須演芸場へ行くと,夏のオペラの時は椅子席なのに,今回は畳敷きの平土間を枡に区切った席.
Cypressさんがお弁当を予約してくださったので,お座布にはお弁当が用意されてました.
こ
のお弁当が1500円也なのに,かなり良い内容で,美味しいし見た目もきれいだし,なんと言っても歌舞伎座や演舞場でいただく,使い捨ての容器ではなく,
しっかりした塗り物なのが素晴らしい.江戸時代の歌舞伎見物では枡席の仕切りのうえを,岡持を持った売り子が飛び歩いてお弁当やらお菓子を売っていたそう
ですが,その雰囲気タプーリ.
かなり色褪せた定式幕
鶴屋南北の「金幣猿島都」と「安珍清姫」がミックスしたようなふざけた内容.
ストーリーはめちゃくちゃながら,かなり歌舞伎の手法に忠実で,早変わりありーの,宙乗りありーの,赤姫ありーの,所作ありーの,相当面白い内容で,特に歌舞伎好きにはお勧めです.
下座音楽も義太夫もないけど,客席の上手側に裃風衣装を着けたマボさん?がデジタルのパーカッション,(カテコで分かったのだけど)団員がギターを.狂乱の場では三味線が入りました.
要約すると,討ち取られた将門は,女房の瀧夜叉姫に憑依する.
一方,西国で反乱を起こした純友も失敗して落ち延びる.
純友と将門の妹,七綾姫(赤姫)の道行きの途中,雲助に襲われるが七綾姫のかつての乳母に救われ匿われる.
純友に横恋慕した乳母の娘お清は泣き暮らして盲に.一方チクられて捕手が純友と七綾姫を捕らえに来る.
乳母は娘の首を七綾姫の変わりに差しだそうとするが,妖刀を抜くとお清の目は治り,未練がましく純友に言い寄る.
やっと逃げた純友,七綾姫を追いかけたお清は狂乱し踊り狂い(京鹿子娘道成寺か?)蛇になる.
瀧夜叉は将門の子,板東太郎の押しかけ女房になる.
そこへ秀郷(かつては瀧夜叉の許嫁であった)が通りがかり一夜の宿を請う.瀧夜叉は色仕掛けで討とうとするが,秀郷に逃げられる.
押戻しも出てくるのに,瀧夜叉は大百足を呼び出して秀郷を襲わせようとするが,蛇になったお清が,純友の敵秀郷は「敵の敵は味方」と勝手に加勢する.
お清は瀧夜叉に「蓮っ葉娘の色狂い」と簡単に倒され,さすがの押戻しも「・・・・・」
瀧夜叉は謀反の旗揚げを誓い去っていく(オイオイ,勧善懲悪じゃないのかい?)
いやーーーーーー面白かった面白かった.
見逃した奥様方,一生の不覚ですよ!場内飲食可,ビールもお茶もおでんまで売っています.歌舞伎の本来の楽しみ方はこうだったのでは?本当に楽しみました.来年が楽しみ!
終演後富くじ.賞品は「将門煎餅」(ヲーイ,近所で売っているからいらないよ!)
藤原純友・・・・・・・・・・・・・水谷真人(池鯉鮒屋)
藤原秀郷・・・・・・・・・・・・・野口登志(大多摩屋)
平 貞森ほか・・・・・・・・・・・児見山宗志(指月屋)
上使ほか・・・・・・・・・・・・・浅野 誠(松濤屋)
押戻しほか・・・・・・・・・・・・間瀬礼章(亀崎屋)
瀧夜叉姫・・・・・・・・・・・・・後藤好子
お清・・・・・・・・・・・・・・・吉野貴子(櫻屋)
お清の母ほか・・・・・・・・・・・柴田しのぶ(茜屋)
音楽・・・・・・・・・・・・・・・マボ
ここ数年夏の風物詩となったスーパー一座の「大須オペラ」,その一座が毎年12月に上演する歌舞伎を初めて見に行きました.
昨年行く予定でいたのが,急な病に中止し,今回が初めて.
まず昨日夕方名古屋入りし,ホテルの裏手にある海鮮系の居酒屋へふらりと.この店がなかなか良くて,味もサービスも実に良い塩梅でした.
アン肝,なまこ酢,刺身,さえずりと食べて飲んで一度ホテルへ.昨晩はNHKでスーパーバレエレッスン,TBS学校へ行こうにマラーホフが出るので,テレビにかじりつく.マラーホフ日本語がいっぱい混じって(・∀・)イイ!!,だけど好物が「くさや」かよ!おい!NBSセミオノワも好物は「銀ダラ」と言っていたぞ!もう少し良い物喰わせてやれ!
終わった後Cypressの奥さまと待ち合わせ,夜の町へ繰り出しました.
今朝は遅くまでゆっくり寝て,名古屋駅のHandsで時間を潰した後,大須観音駅へ.
Cypressの奥さまと待ち合わせて見て参りました.大須歌舞伎.
全席指定というか座布団指定の大須演芸場へ行くと,夏のオペラの時は椅子席なのに,今回は畳敷きの平土間を枡に区切った席.
かなり色褪せた定式幕
ストーリーはめちゃくちゃながら,かなり歌舞伎の手法に忠実で,早変わりありーの,宙乗りありーの,赤姫ありーの,所作ありーの,相当面白い内容で,特に歌舞伎好きにはお勧めです.
下座音楽も義太夫もないけど,客席の上手側に裃風衣装を着けたマボさん?がデジタルのパーカッション,(カテコで分かったのだけど)団員がギターを.狂乱の場では三味線が入りました.
要約すると,討ち取られた将門は,女房の瀧夜叉姫に憑依する.
一方,西国で反乱を起こした純友も失敗して落ち延びる.
純友と将門の妹,七綾姫(赤姫)の道行きの途中,雲助に襲われるが七綾姫のかつての乳母に救われ匿われる.
純友に横恋慕した乳母の娘お清は泣き暮らして盲に.一方チクられて捕手が純友と七綾姫を捕らえに来る.
乳母は娘の首を七綾姫の変わりに差しだそうとするが,妖刀を抜くとお清の目は治り,未練がましく純友に言い寄る.
やっと逃げた純友,七綾姫を追いかけたお清は狂乱し踊り狂い(京鹿子娘道成寺か?)蛇になる.
瀧夜叉は将門の子,板東太郎の押しかけ女房になる.
そこへ秀郷(かつては瀧夜叉の許嫁であった)が通りがかり一夜の宿を請う.瀧夜叉は色仕掛けで討とうとするが,秀郷に逃げられる.
押戻しも出てくるのに,瀧夜叉は大百足を呼び出して秀郷を襲わせようとするが,蛇になったお清が,純友の敵秀郷は「敵の敵は味方」と勝手に加勢する.
お清は瀧夜叉に「蓮っ葉娘の色狂い」と簡単に倒され,さすがの押戻しも「・・・・・」
瀧夜叉は謀反の旗揚げを誓い去っていく(オイオイ,勧善懲悪じゃないのかい?)
いやーーーーーー面白かった面白かった.
見逃した奥様方,一生の不覚ですよ!場内飲食可,ビールもお茶もおでんまで売っています.歌舞伎の本来の楽しみ方はこうだったのでは?本当に楽しみました.来年が楽しみ!
終演後富くじ.賞品は「将門煎餅」(ヲーイ,近所で売っているからいらないよ!)
あれ、そういえば大須の歌舞伎は初めてだったんですね。ほんとに観なきゃ損って公演でした。
桟敷席でお弁当が夢なんです... ^^;
つくねちゃんもめりパパも来年はご一緒しましょう!