あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

LGBTについて理解を深める

2019年11月01日 | 日記
 10月30日枚方市の堤幸子市議会議員と広瀬ひとみ市議会議員と一緒にLGBTについてみやびさんから話を聞きました。


LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称です。


当事者であるみやびさんはご自身の体験や取り組みをお話ししてくださいました。

電通ダイバーシティ・ラボ(以下、DDL)「LGBT調査2018結果報告」ではLGBT層は8.9%にのぼります。

みやびさんはカミングアウトできない人も含めると13%の方が存在していると話します。


だから、LGBT当事者がその人らしく生きることができるように、みやびさんはたくさんの人に知って欲しいと手弁当で全国を回られています。

本当に凄いと思います。カミングアウトしても大丈夫。受け入れてもらえる。そんな優しい社会を作っていきたいと思いました。


違和感を覚えるのは小学生の頃と言う方が多いようです。きっかけは変声期、生理など。

みやびさんの場合は女性への性転換手術をされました。外性器でホルモンが作られるため、一生、ホルモン投与が必要になります。

ホルモンが欠如すると心身に大きな影響が出ます。しかし、ホルモンの投与には保険が適用されません。
毎月1万円ほど自己負担を支払いホルモンを受けておられます。

性転換手術に保険がきく場合もあるそうですが、制約が多く大変なようです。(詳しくかけなくてすいません。)
自己負担で180万円程、1カ月の入院が必要になるため、若いころ、働きながらであると費用も期間も大きなハードルとなります。

LGBTへの理解を深め、その人らしく生きるために必要な医療として保険診療として認めていくべきだと思いました。

いま、少しずつ、LGBTへの理解が進み、パートナーシップ宣誓制度を始める自治体が増えています。
枚方市でも平成31年4月1日からパートナーシップ宣誓制度が始まり、活動が進んでいます。
現在8組が宣誓されたとのことです。

写真は枚方市のLGBT啓発のコーナー

毎月行なっているあつまり「ひらかた.にじいろスペース」には10数名があつまり情報交換や交流をするそうです。


大東市でもパートナーシップ宣誓制度が12月4日から始まります。


LGBTの差別撤廃へ、権利向上へ。私も訴えていきたいと思います。