The Mindo

今日未明にインド洋でまた地震が発生しました。すでに1000人以上が亡くなっています。私はコンビニに小銭入れるくらいしかできませんが。

普通の人間なら誰が死のうと湿っぽい気持ちになるはず。しかし、ワールドトレーディングセンターに飛行機が突っ込んで喝采を挙げたのと、同じメンタルを持つ人間が隣国にいます。そう、中国人。

http://comment.news.sina.com.cn/cgi-bin/comment/comment.cgi?channel=gj&newsid=6220738&face=&style=1

「畜生に寄付なんかするか」
「チョー気持ちいい」
「天からの贈り物だ」
「今回は何で津波はないんだ!!!」
「それより国内の失学児童に寄付しよう」
「地震いい!インドネシアの報いだ。犯罪者への寄付は華人への犯罪だ」



これが中国人なんですよ。インドネシア人の死を喜び、われ先競って他人の不幸を書き込む。これだから支那人は民度が低いと言うんです。あとで首相がどれだけ神妙な面持ちで取り繕っても、外交部がどんなに哀悼の気持ちを表明しても、そんなことはこれっぽっちも思っていないのが透けて見えるんです。

しかし、前回のスマトラ沖や新潟県の地震もそうであったように、今回のも記事の横に掲示板への直リンを置いておく神経が分かりません。そんな目立つところに置いておけば荒らされる(中国人にとっては正常な使い方か)のは誰でもわかりそうなもの。一種のガス抜きなのかなとでも思わないと、他に解釈の仕様がありません。

だからって、全然正当化されませんけどね。国内向けなら韓国の大統領の様に何を言ってもいいのかと。こうしてネットで晒される時代になっても、民度の低さを見せ付けてくれる中国。次にSARSが再発生した時はお酢だけで対抗してください。


追記(03/29/22:32)
「ざまあみろ!ゴミの国が同胞を殺した報いだ。はは、神はよく見ている」
「2000人?2000万人だろ。」
「インドネシアのガキどもに偽札でも送ってやるか」
「友よ、祝杯だ」

諌めたり、なぜ哀悼の気持ちを言葉にしないのか?との声も散見されますが、いかんせん少数。反応すらしてません。とりあえず10人の中国人をバカにしましたので、少ないですが1000円募金箱に入れてきます。偽善でもやらないよりはまし。
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反日署名活動中

 現在日本の常任理事国入りに反対するネットによる署名活動が、全世界の中国人を対象に行われています。当初の100万人を突破し、400万人を超えているそうです。フランスのシラク大統領の発言内容がかなり効いたのか、昨日辺りからニュースサイトのトップは日本関連のニュースが増えています。

 とりあえず、新浪網の署名サイトを見てみると、重複が多いですねえ。毛沢東や劉少奇、江沢民、や小泉純一郎など日中の現役指導者の名前も見られたりして。ええ、何人分集まろうが重みがないんですよね。そういったソフトを使えば自動で署名できるでしょうし、日本でもどこかで田代まさしを「Time」誌の表紙にしようとしてましたけど。これだから署名は直筆でないと意味が無いわけです。

 そんな実情を全く無視して、もしくはせっかくのいい機会を台無しにされて怒りながらなのかは本人に聞かないと分かりませんが、外交部報道官の劉建超が今となっては恥ずかしい声明を発表してました。

 
ネットユーザーの署名は日本が歴史を正視する事を要求
http://news.sina.com.cn/c/2005-03-24/23305455750s.shtml

 発言の時期は前後するので、あるいは真剣に言っていたんでしょうが、日を追うごとに連れてその署名の内容がお粗末なものだと発覚してきています。日本国の首相が国連で常任理事国入りを希望する発言をしながら、ネットでは一転して反日活動に興じているとは知りませんでした。我が国の総理は二重人格だったのです。今頃自民党は小泉更迭で大慌てでしょう。

外交部は別の会見で「反日活動ではない」とも発言していましたが、ちびまるこちゃんやクレヨンしんちゃんなどが署名しておりなど明らかに娯楽である事を考えると、娯楽=反日活動(NYタイムズ)なので、やっぱり反日活動です。

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新浪網 データを国連、日本大使館に提出
http://news.sina.com.cn/c/2005-03-28/14466218564.shtml

 その署名データを国連と日本大使館にもって行こうとしてるそうです。こんなもん公の場に提出したら、末代まで笑われますよ。というかデータをそのまま提出したら、数人でやってるのがばれるじゃないですか。

 清華大学の日本問題専門家、劉江永教授も大真面目に署名の効果を説明しています。「データは民意を反映しており、国連加盟国の心理に作用し、間接的に決定に影響を与える」。あーあ、言っちゃった。民意って言うか民度。

 各地で署名活動も実際に行われていました。

 全国各地で日本の常任理事入りに反対する署名活動
http://news.sina.com.cn/c/2005-03-28/01216210291.shtml


 「全国」なのに、写真は一枚。広州と鄭州で1万人だそうですが、肝心の写真は深圳のもの。しかも深圳特集の使い回しでした。おかしいですねえ。インド人留学生が署名したとありますが、韓国が留学生に「竹島は我が国のもの」と書かせたアレと同じ発想ですかね。

 お待ちかねの深圳での活動を収めた写真ですが、たったの2枚…。1枚は上で紹介したものの原版ですから、目新しいのは2枚目の小さなスローガンを掲げているのだけですね。こいつももっと大きいのを作って、もっと怒り溢れる顔でもすればいいのに。1枚目は「日本の妄想を粉砕!」ですからいいとして、2枚目の「釣魚島の死守を誓う」なんて関係ないし。


 日本人留学生にもどう思うか聞いたみたいですね。何か刺激的な発言を期待していたんでしょうが、3人に聞いて3人とも関心が無いか知らないか。学生の時代は程度の差こそあれ、普通はそんなもんです。
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小泉批判するならブッシュ批判もするよな

刺激的なタイトルですが、扶桑社の教科書や台湾大行進はよそのblogで扱われているので、とりあえず靖国問題の打開策でも提起してみようかと思いました。私は人とネタがかぶるのを極端に嫌います。同じネタだと自分の見識の浅さがもろにバレますから。

「靖国神社にA級戦犯が合祀されている」これが中国と朝鮮が政治家、特に首相の靖国参拝を非難する理由となっています。首相、外相、幹事長以外はまあOK、A級戦犯の分祀でもOKという基準もあるらしいのですが、その条件を呑んだらまた何か言ってくるのは明白。所詮は因縁付けてるだけですから、うだうだ言わせないために何かないかとない知恵を絞ってみました。

おおそうだ、中共は朝鮮戦争をアメリカの中国侵略に対抗するものと位置づけていたはず。例の教科書閲覧サイトで確認してみました。今回参考にするのは高校生の教科書です。

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http://www.pep.com.cn/200406/ca501601.htm

抗美援朝祖国防衛 新中国成立後は、まもなく外部からの侵略という脅威に晒された。1950年夏、アメリカは迅速に朝鮮の内政に軍事介入し、また米軍を主力とした「国連軍」として朝鮮を侵略した。国連軍は38度線を越え、その戦火は中朝国境まで押し寄せた。同時に米軍第7艦隊を台湾海峡に出動させ、中国の内政に干渉した。朝鮮情勢と中国の安全が危機に晒された。

厳しい情勢の中、朝鮮民主主義人民共和国政府は中国政府に出兵を要請。抗美援朝、国家防衛のため、1950年10月、澎徳懐を司令官とした中国人民義勇軍が朝鮮に派遣され、朝鮮軍人民と肩を並べてアメリカに抵抗、反撃し、アメリカ軍を38度線付近まで押し戻した。

その後、中朝軍民とアメリカ侵略軍は一進一退を続けたが、中朝軍民の激しい抵抗を受け、1953年夏、アメリカは挑戦停戦協定に署名せざるを得ず、抗美援朝戦争はアメリカの失敗で幕を閉じ、中国人民義勇軍は凱旋した。


アメリカの国連を無視した行動も誉められませんが、「唇滅びて歯寒し」「アメリカのアジア侵略に対抗」なんて御託を並べながら、中国への侵略戦争として教えてるわけです。朝鮮の問題に介入した時点でお互い様なんですよね。

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アメリカの朝鮮戦争も日本の侵略戦争と同じと捉えてるわけですから、温家宝か呉邦国が誰が来るかまだ出し惜しみしてますが、どっちでもいいから愛知万博にノコノコやってきたときに「朝鮮戦争はアメリカの中国侵略と思うか」と聞けばいいんですよ。建前論からそうだとしか答えられませんから。言葉を濁せば国内で反発を食らいますし。

「そうだ」と言質を取ればこちらのもの。「次にブッシュ大統領がアーリントン墓地へ訪れたら絶対抗議するよな」とイヤミをかますのもよし、アメリカにチクってブッシュやライスから直接聞いてもらうのもよし。ダブルスタンダードを世界中に宣伝して、中国のいちゃもんがいかに不当なものかを知らしめることが出来ます。

問題にしないのであれば靖国参拝も問題なし。お墨付きをもらえます。だって中国を侵略したのは日本もアメリカも同じです。違うと言うのであれば、どう違うのか説明が聞きたいところですが、答えなんか出せないですよ。

どちらにせよ中国にとっては失点。歴史教育は叩かれかねないし、国是の反日も暴露されます。

町村さん、頼みます。4月に中国行きますよね。李肇星に尋問してみてください。


【余談】台湾の100万人デモをショーと呼ぶ中共、北京の30人デモは茶番ですか。

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追記(03/28/13:56):教科書の「歪曲」箇所を丁寧に反論している記事があったのですが、朝日元記者の暴露発言に気を奪われ、すっかり忘れていました。何度も紹介させていただいている、元祖うぷぷさんのblog【中国反日情報】で丁寧に翻訳されていますので、関心をお持ちの方はこちらで内容をご確認ください。こちらの仕事は実に丁寧です。中国からも監視対象になっているようですね。
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朝日の捏造体質は入社時に形成される

御家人さんのblog【日々是チナヲチ】のコメント欄にも書き込んだんですが、我慢できません。某掲示板で教えていただいたのですが、揚子晩報の記事が結構な内容でしたので一気に訳させていただきます。

 南京はニュースには真実が欠かせない事を教えてくれる 
http://www.yangtse.com/gb/content/2005-03/24/content_1032008.htm


何だ、また南京かよと思ったあなたは甘い。ちなみにこの記事は新華社にも転載されてました。サブタイトルは「この街は何故彼の心を引き付けるのか?朝日新聞記者を40年務めた老ジャーナリストが、意味深な事を口にした」。朝日の名前が出ると、途端に臭います。

http://www.xhby.net/xhby/content/2005-03/24/content_729582.htm

この土地を踏んだ事はないが、中馬清福は南京の夢を一生のものとしてきた。「本当です」。昨日、記者の前に現れたのは痩せた老人。長年ずっと思っていた南京への旅がついに適ったことに感慨深げだ。彼は五大新聞のひとつ『朝日新聞』の記者を40年務めている。「私はずっと堅く信じてきた。特に日本人にとって、南京を正視してこそ記者として合格なのです。あの時代の歴史を正視する事が、中立かつ客観的な報道につながるのです」。


さすが朝日…最初から贖罪意識全開です。記者としてなんて、朝日の人間に言われたくない。いやいや、これはほんの序章。次のサブタイは「朝日の特殊な規定」。

「私の"南京夢"は入社初日に始まった」。1960年の事だが、中馬氏は今でも昨日の事のように感じている。朝日にはある不文律の規定が存在する。これは入社したばかりの人間が、記者になる前に日本の歴史上の重大事件を詳しく理解するというもので、南京大虐殺も含まれる。

「なぜ?我が社は中立の新聞社です。新聞社は大衆がこういった学習を通じて、また学会が公正かつ客観的に歴史を捉えることを望みます。事実を報道する、これは新聞業に携わる人間に最も必要な素養です」。

「日本国内にはずっと歴史を正視せず、また詭弁を弄する者がいます。しかし朝日の記者はそうは見ない。客観的に存在する歴史を否定する事は許さない。ファシストがユダヤ人を虐殺したのと同じく、これは歴史であり、歴史を正視しなければならず、歴史を理解することで歴史を鑑に未来へ進む事が出来るのです」

こういった背景があり、南京の二文字は中馬にとって重要な意味を持つのだ。「南京事件は正視すべきです。ニュースが真実を必要とするのと同じです」(中馬)。


朝日新聞社は入社の際に、新入社員に洗脳の儀式を行う暗黙のルールがあるようです。1960年入社のこの人がこんなことを言っている事から考えて、朝日の洗脳は戦後すぐ始まったと考えていいでしょう。

この中馬(ちゅうま)という人、2001年に退任するまで論説委員、主幹、代表取締役専務を歴任した筋金入りの朝日人。彼の頭の中では南京は真実として刷り込まれているようですね。しかし、外国とはいえ不注意な発言をしたものです。「ウチは南京大虐殺を肯定するなどの反日教育を新入社員に実施しています」って言ってるのと同じですからね。

だから捏造報道を繰り返してもなんとも思わないし、むしろ正しい事だと思ってる。同じ反日でも、バランスを取ろうとしている毎日とは違って、朝日の反日体質は筋金入りなのです。

仮登録Spiegelさんありがとう。
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教科書オリンピックに今回も中国参加表明

 このオリンピックへの参加は危険です。下手をすると国家が揺らぎます。

 韓国の暴れようを指をくわえてみているのに飽きたのか、それとも我慢できなくなったのか、ついに中国も扶桑社の新しい教科書叩きに参加しました。最近中国の掲示板で「扶桑人」なる単語が見られますが、これは扶桑=右翼という意味で使ってるらしく、その悪名もすっかり中国でも浸透した観があります。

 今年は自称抗日勝利60周年と、4年に1度の教科書選定が重なる重要な年。領土でもガス田でも使えるものは全部過去の歴史に絡めていくのでしょうが、韓国の尻馬に乗った事で逆に痛い目に遭うかも知れません。

 先日韓国が「日本の歪曲教科書問題を議論するための適切な機会があれば、国際舞台で教科書問題を取り上げるといった立場を再確認した」とし、「国連教育科学文化機関(ユネスコ)会議などになるだろう」(朝鮮日報)と、国際機関で日本の歴史教科諸問題について争う意思がある事を表明しました。

 竹島問題を国際機関に持っていかれるのは拒否なんですけどね。実現すれば当然韓国の教科書も議題に乗せられ、東南アジア(フィリピン、インドネシアなど)の教科書にまで口を出し始めた韓国の国定教科書がどんなものか暴かれますから、同じように日本の教科書を非難している中国にも、「じゃあお宅のも見せて」と飛び火してもおかしくないからです。

 昨年末、ニューヨークタイムズで、"China's Textbooks Twist and Omit History."(中国の教科書は歴史をゆがめる)と報じられ、「中国は歴史を政治の材料にしている」事が露呈してしまいましたので、あえて韓国の危険な賭けに追従すれば今までの努力が水の泡。それだけに韓国の動きを注視しているのは、日本よりも中国の方が強いでしょう。

http://www.nytimes.com/2004/12/06/international/asia/06textbook.html(ニューヨークタイムズ2004/12/06 要登録)

 教科書問題を三国間で決着をつけていた頃は力ずくで押しまくれば日本が譲歩してくれていたのですが、このように韓国が自ら白日の元に晒すという自爆テロに走ってしまったため、よくて相討ち、最悪のケースで自分たちが火だるまになりますよ。タコが腹へって足を食っているようで、「おい、お前ら大丈夫か」と声もかけたくなります。

 中共は韓国の先走りを苦々しく思っているでしょうが、それを少なからず煽っていたのも党中央。国内世論(=憤青)が韓国擁護に突っ走り追従を叫ぶ前に、何らかの措置を打ち出してくると思うのですが。


追記(03/25/22:36):とか言ってたら、空気を読めない奴が燃料を投下しちゃいました。

 日本の教科書は国際問題にすべき
http://news.sina.com.cn/c/2005-03-25/05435457432s.shtml

韓国がそう言っているという形をとっていますが、中国も乗り出せ!みたいなニュアンスにも取れる一文もあります。「日本は侵略を美化し、歴史の歪曲が激しい」そうなので、明日はその歪曲について見たいと思います。それにしても新浪網のトップは日本関連のニュースばっかりになってますね。
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