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キャプテンハーロックを観ました

2015-12-28 23:41:13 | エンタメ
CGアニメ映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』のDVDを観ました。

それほど話題にもなっていなかったと思うし、世間の評価もいまいちのような気もしたのであまり期待はしていませんでしたが、そんなに悪くはありませんでした。

キャプテンハーロックについては古いアニメでなら何度か見たことがあるのですが、あまり詳しいことは知りません。
原作の漫画も読んだことはありません。
でも、ドクロマークの宇宙海賊というキャラ設定はかっこいいなと子供のころから多少のあこがれはありました。

原作やアニメのファンの人からしたら本作のCGアニメは納得できない部分も多かったかもしれません。
ハーロックの男らしいカッコよさがあまり出ていませんでしたからね。

CGはとても綺麗でしたよ。
特に女性キャラの顔やスタイルの美しさはほれぼれします。
その点では原作者の松本零士さんの描く女性の美しさに匹敵する出来栄えだったのではと思います。

正直、ストーリーはあまり理解できていません。細かいこともよくわからなかったのですが、その辺はあまり気にせず、絵の美しさに見とれつつなんとなく観ていました。
深く考えてもしょうがないですからね。

でも、だんだんとアルカディア号の謎や過去が明らかになってきて、神秘的というか、神話的な雰囲気が出てくるところは良かったと思います。

私のイメージではアルカディア号ってただの宇宙戦艦(でもめちゃくちゃ強い)だと思ってたのですが、最後は海賊船というよりも幽霊船のような存在になっていました。

そんな無敵の幽霊船が宇宙を永遠に彷徨い続けている……もしかしたら、松本零士さんがハーロックで表現したかったのは、本当はこういうことだったんじゃないかとすら思えました。

私はハーロックが好きなので楽しめましたが、やはり誰にでもお勧めできるかというとちょっと自信がないですね。
人によっては退屈だと感じてしまうかもしれません。

でも、CGアニメだからといって食わず嫌いせず、試しに観てみてもいいんじゃないでしょうか。
決して出来の悪い作品ではないと思います。

隠し砦の三悪人

2015-10-17 01:13:28 | エンタメ
黒澤明監督の映画「隠し砦の三悪人」のDVDを観ました。白黒の映画です。2時間以上もある大長編です。

予備知識はほとんどありませんでしたが、TSUTAYAに置かれたDVDのケースにスターウォーズの元ネタだとかそんなことが書いてあったのでちょっとだけ興味はありました。

たぶん、最初に出てくる太平と又七の二人の男がスターウォーズの C-3PO や R2-D2 の二体のロボットのモチーフになってるとか、そういことなんでしょうね。まさか雪姫がレイア姫だとかそこまで元ネタだとか言わないよね。

スターウォーズとか全然イメージできませんでした。それより、これぞ日本の時代劇といった感じで、ものすごく完成度の高い作品だと感じました。

そもそも時代劇はそんなに好きではないのであまり観たことはありません。そのため他の映画作品との比較もできないのですが、テレビで観ていたような時代劇なんかとは比較にならないほどのスケールの大きさを感じました。

圧倒的な迫力あるシーンがあちこちに出てきて、2時間もの時間を感じさせないほど引き込まれました。

60年近く昔の作品であるとは思えないものすごい迫力です。今じゃこんな映画は絶対に作れないでしょうね。

加えて黒澤監督の丁寧な作りというか、映像へのこだわりの執念みたいなものが伝わってきて、全てのシーンを安心して観ていられました。

最近の映画はどのシーンを観ても「そうじゃないだろ」って突っ込みを入れたくなるのですが、黒澤監督の映画はすべてのシーンで納得させられます。というか、何も考えずにただただ引き込まれてゆくだけなのです。まさに陶酔です。映画ってこうあるべきですよね。

どのシーンもすごすぎるのですが、初見で最も引き込まれたのが、主人公の侍が敵の陣地に単身で乗り込んでしまい大将と槍で対決する場面です。このシーンはとにかくすごいですね。

特殊な撮影技術とかではなく、俳優の演技とか気迫がビリビリと伝わってくる映像でした。早回しするとか、カットでごまかすとか、ワイヤーで吊るとかそういうことではありません。とにかく「リアル」なのです。カメラはその二人の戦いをそのまま映し出しているだけといった感じです。

本物の槍の試合を見ているような錯覚に陥りましたね。まさに真剣勝負でした。こんなシーンは今までどんな映画でも観たことはありません。

ヒロインの雪姫もきれいだし演技も素晴らしかったですね。まるでオードリー・ヘプバーンでも観ているかのようでした。

黒澤明監督というと、もうただの「巨匠」という肩書にふんぞり返っているだけのつまらない監督だと思い込んでいましたが、作品を観てみればそれが世間の評判にたがわぬ本物の映画監督だったということを思い知らされました。

これ以上ないほどの素晴らしい映画でした。これが映画なんだと思い知らされるくらい衝撃的でした。昔はこんな素晴らしい作品がたくさんあったのかもしれませんね。スターウォーズなんか観ている場合じゃないですよ!

アメイジング・スパイダーマン2

2015-10-08 19:17:59 | エンタメ
TSUTAYAで「アメイジング・スパイダーマン2」が旧作扱いになって100円でレンタルされていたので借りてきました。初見です。

さすがにスパイダーマン。ど派手なアクションは楽しいですね。

1度目の視聴は英語音声(字幕も無し)で観たのですが、内容がよくわからなくても十分楽しめました。

2度目の視聴で日本語吹き替えにしたのですが、実は日本語にしても内容はよくわかりませんでした。前作からのつながりがあるのですが、その前作のことをよく覚えてなかったんですよね。

続き物は間を開けずに連続して観たほうがいいですね。

ヒロインのグウェン役のエマ・ストーンが相変わらず綺麗でした。
(前作の方がもっとかわいかったかな?)

以下ネタバレ注意なのですが、

最後の展開は予想してなかったのでショックでした。

私の個人的な感情ですが、人の死に関わる展開は観ていてとても辛かったです。
どんな演出であろうと耐え難い感情が湧き上がってきます。

本来なら人の死という絶望的で暗いテーマを描いているのに、スパイダーマンとしての彼は常に明るく気丈にふるまっています。
その姿もまた痛々しく感じてきます。

死んだ両親や恋人の父親へのピーターの思いが全編に流れ、最後にはついに恋人まで目の前で死んでしまいます。
グウェンは頭を打っただけで簡単に……。

ピーターはショックのあまりスパイダーマンであることをやめてしまいます。
立ち直るまでに5か月かかりました。
それくらい悲しいことだったのはわかります。
漫画の世界にそこまで感情移入するべきではないのかもしれませんが。

とかく映画やドラマ、アニメなどの世界では人の死を軽く扱いがちです。
現実に死に直面した人間からすれば、人の死はエンタメの一部として受け止めたくないというのが本音です。

この映画では決して人の死を軽く描いてはいませんが、今の私にはどう受け止めたらいいのかもわからず、とても複雑な心境でした。

愛し合っているのに別れなければならなかった二人。
ストーカーのように彼女を見守るピーター。
思い出のツーショットの写真。
再会してルールを作って友達でいようとした二人。
信頼し合い、一緒にいようと誓いあう二人。
落ちてゆく彼女を支えきれなかったスパイダーマン。
頭を打っただけで簡単に死んでしまったグウェン。
USBメモリに残された彼女のスピーチの動画。

どのシーンを観ても自分と重ね合わせて見えてしまいました。

ピーターは5か月で立ち直りましたが、時間が解決してくれるとは思っていません。
現実は、時間がたてばたつほどますます辛く感じてくるのです。

私にとってはまだ、2か月です。
こんなにもシンクロするような映画を観れるような精神状態ではありませんでした。

シンクロしたからといって元気になるわけでも、癒されるわけでもありません。

でも、これが「運命」なのでしょう。
いや、これが「現実」なのだと、思い知らされています。

もしかしたらこの偶然シンクロは、死んだ彼女が私に伝えようとしたメッセージなのかもしれない……
スパイダーマンのように立ち上がれと、彼女が言っているのかもしれない。
そんな風にも思えてきます。

ゴーストライダー

2015-10-07 20:06:44 | エンタメ
映画「ゴーストライダー」のDVDを観ました。
マーベルのアメコミが原作で、ニコラス・ケイジが主演の映画です。
2007年の一作目と2012年の二作目があり、二つとも観ました。

同じアメコミが原作でもスパイダーマンなどのようにメジャーではなく、私もDVDで観るまでは全く知りませんでした。

一作目を観て面白かったので二作目も観たのですが、続編という感じはなく、新しく作り直したような感じでした。

二作目は迫力のあるシーンや狂気じみた演出が素晴らしかったですね。

主人公は自分の願いと引き換えに悪魔と契約し特別な力を手に入れたゴーストライダー。
悪い奴らを感知するセンサーで悪人を見つけては制裁しまくる変態です。
もともとは善良な天使だったようですが、だんだんと悪人を制裁する快楽におぼれていった堕天使だったようです。
天使の名前はザラソスとかいうらしいですが、拝火教のゾロアスターがモチーフなのかもしれませんね。
ゴーストライダーも炎にまみれたヒーローですから。

顔は骸骨そのまんまでかっこいいマスクをしていたり角や牙が生えているわけでもありません。
ただの骨男です。
でも、ほとんど無敵といっていいくらい強いんですよね。

私も小学生のころから髑髏が好きで自分自身のシンボルマークに使っていたくらいです。
将来は死神になりたいなんてことも言ってましたから、その当時にゴーストライダーのことを知っていたら間違いなくあこがれのヒーローになっていたでしょうね。

つい最近、日本では「仮面ライダーゴースト」なんていうテレビ番組のヒーローが出てきたらしいですが、名前は似ていても全然違いますからね。
歴史的には初代の仮面ライダーのほうがゴーストライダーより1年くらい古いそうですよ。

本気の27時間テレビ?

2015-07-27 15:19:26 | エンタメ
フジテレビで27時間テレビとかいうものがあったらしく、今までは一度も興味を持ったことがなかったのですが、今年は事前にめちゃイケとかで盛り上げようとしているのを見てちょっとだけ興味があったんですよね。

観てみようかななんて思ってたけど結局観ませんでした。そもそもうちにはテレビなんてないし、携帯のワンセグはあるけど電波が弱いので窓際とかに固定しておかないと観れなかったりするのでめんどくさいし、もちろん27時間も電池が持つはずもありません。

というか、どんなに盛り上げても27時間もの間テレビにかじりついていられる人なんてそんなにいるはずもないのに視聴率がどうのこうのと話題にすること自体意味不明です。

内輪で27時間だらだらと番組を垂れ流すゆるいお祭りだというなら好き勝手にやればいいとは思いますが、テーマに掲げた「本気」という言葉があまりに嘘くさく見えてしまいますね。テレビって、まだそんな嘘くさい「やらせ」ばっかりやってる業界なの?と思ってしまいます。

テレビはもう昔とは違うということに気づくべきです。いや、気づいていてもどうにもできない体質を何とかすべきなのかもしれませんが……。

今の時代、短めの番組ならオンデマンドでいつでも観れるようにすればいいと思うけど、こういう長時間の番組はネットの回線でもリアルタイムで配信するようにすれば爆発的に視聴率を得られると思う。

パソコンはもちろん、スマホやタブレットPCでもいつでもどこでも観れるようにすればネットで話題になった瞬間に視聴率は確実に上がるはずですが、視聴できるのが地上波を受信できるテレビだけでは視聴環境すらないという人も多いはずです。

週末とはいえ今時リビングのテレビの前に寝っ転がって一日を過ごすような人はそんなに多くはないでしょう。スマホのおかげで人々はよりアクティブになり、ライフスタイルは多様化しているのです。

そういうことに気づかない時点で今のテレビ業界の人たちは「本気」じゃなかったんだなと思いますね。

伊那北高校吹奏楽部の定期演奏会

2015-06-21 21:49:49 | エンタメ
伊那北高校吹奏楽部の定期演奏会があるというので行ってみました。第60回ということで、なんと60年の歴史があるんですね。

雨降りだったのですが、せっかくの機会なので合羽を着て自転車で出かけました。

場所は長野県伊那文化会館。つい先日プラネタリウムを観に足を運んだばかりの場所です。市内の施設ではあるのですが、難点は長くて急な坂の上にあること。自転車の私にとってはかなりの難所なのです。気合い入れないとなかなか出かける気になれない場所です。

汗だくになりながらどうにか到着。13時30分開場でしたが、すでにたくさんの人が入り口前で並んで待っていました。

雨降りだったし、高校生の演奏会なのでどうせ人も少なくてガラガラなんだろうなと思っていたのですが、意外と人が多くて驚きました。学生も多いようだったので身内の集まりって感じもしないでもありませんでしたが、大人もたくさん来ていました。おそらくは学生の家族や吹奏楽部のOG・OBだったりするのかもしれません。入場無料なので私のように看板を見て軽い気持ちで来ている人もいたかもしれません。

そういう私も実は伊那北高校の卒業生なんですけどね。

学生の演奏なのでそんなに期待はしてませんが、たまには生の音楽を聴いてみたくて良い機会がないかと思っていたのです。普段はCDやMP3なんかのデジタル音源ばかり聴いているので、これじゃ耳が腐ってしまいます。プロの演奏でなくても生演奏を聴ける機会は貴重です。

大ホールの前から4列目、ド真ん中の席を確保しました。生の演奏を聴くなんて十何年ぶりかだと思います。

14時開演。演奏が始まって度肝を抜かれました。圧倒的な迫力です。鼓膜が破れそうなほどの大音量! 全身を震わせ、胸や腹にドンドンと響きます。これよこれ! これが音楽でしょう! こういうのを聴きたかったのです。

あまりの大音量なので前列に席を確保したことを後悔してしまうほどでしたが、せっかくなのでこのまま存分に音を味わうことにしました。

いつもはヘッドホンや出力の弱いスピーカーで音楽を聴いているので、いくら音が良くてもここまでの迫力は味わえません。耳でしか聴いていなかったのです。

でも、ここでは全身で音を感じます。これぞ本物の音楽です。一瞬で涙が出るほどの感動を味わいました。CDの音楽がいかに貧弱であったかを思い知らされました。

もはやハイレゾ音源すら無意味だと思うほどの感動です。音楽を聴くということはこういうことだと改めて実感しました。

演奏も学生にしては悪くありません。上手い下手ではなく、学生特有の熱意のこもった演奏はむしろプロの整った演奏よりも気持ちが良いと感じました。いや、実際に上手だったと思いますけどね。さすが、わが母校の吹奏楽部です。

3部構成で、演奏だけでなく途中でいろんな演出がありました。途中で学生らしいちょっと恥ずかしくなるような演出もあったりして、そういうのもなかなか楽しめました。

1時間くらいで終わるかなと軽い気持ちで見に行ったのですが、なんと2時間半にも及ぶ長時間の演奏会でした。素晴らしい演奏を存分に堪能することができました。

全く期待していなかっただけに、想像以上の感動で大満足でした。

たまにはちゃんと音楽を聴かないとだめだよね。

日本エレキテル連合の感電パラレル

2015-04-08 16:04:58 | エンタメ

昨年の流行語大賞も受賞した「ダメよ、ダメダメ」でおなじみの日本エレキテル連合。今ではすっかり有名人になってしまいましたが、1 年くらい前まではそれほど知名度も高くありませんでしたよね。

TV での露出が増える前から毎日 YouTube に 3 分間くらいの短い動画をアップしていて、暇つぶしにちょうど良かったので私もよく観ていました。とても面白いのでブログで紹介して応援しようと思っているうちに、もはやその必要もないくらい人気者になってしまいました。

才能にあふれたお二人の将来に期待してますが、なんとなく危うい関係のコンビ仲がいつまで続くのかちょっと不安になったりもします。特に中野さんの情緒不安定なところとか……

いつの間にか消えていたなんてことにならないよう、これからも頑張って続けてほしいですね。


DVDの映画を観て英語の勉強

2014-11-26 22:43:48 | エンタメ

先日 DVD ドライブを購入しました。パソコンで USB 接続する外付けの DVD ドライブです。もともとパソコンには DVD ドライブは内蔵されていますが、古くなってきているので壊れる前に新しいものを買いました。

本当は BD を観れたらいいなと思ってたのですが、BD を観るためには BD ドライブだけでなく HDCP とやらに対応したディスプレイに買い替える必要があるようだったので、とりあえず DVD で我慢しておくことにしました。ツタヤなどでも BD のレンタルがかなり増えてきているので気になっていたのですが、今のところまだ DVD でも十分だと思います。

ちなみに購入したのは「I-O DATA バスパワー対応ポータブル DVD ドライブ(限定生産モデル)DVD-EC01K」です。Amazon で 2480 円で買いました。BD ドライブだと安いものでも 6000 円前後になるので、それに比べたら半額以下でお得です。

ともかく、これで DVD は思う存分観ることができるようになりました。ここしばらくの間は内蔵の DVD ドライブが壊れることを心配して DVD の視聴は極力控えていたのです。

まあ、DVD など観れなくても今はネットで動画を視聴することができるのでほとんど困らなくなってきてはいるのですが、それでも DVD にはネットの動画にはないメリットがまだあるのです。例えば言語や字幕を切り替えることができるとか……。

まずは図書館に行って DVD を借りました。図書館では貸出している数は少ないですが無料で借りることができます。無料だと思って 4 つほど借りようと思ってカウンターに持って行ったら、一度に貸し出せるのは 2 つまでだと言われてしまいました。

仕方がないので、今回借りることにしたのは 2009 年のアメリカ映画「アバター」と「ナショナルジオグラフィック」とかいうドキュメンタリーのシリーズ物を一つ借りました。

「アバター」は今回初めて観ました。話題作ですが今まで観る機会がなかったのです。公開当初はまだ珍しかった 3D の映画として話題になっていたような覚えがありますが、もちろん借りてきた DVD は 2D です。162 分もの長時間の作品でしたが、冷え込む朝方に湯たんぽで体を温めながら観ました。

2D でも十分美しい映像に見とれていましたが、途中でなんとなく気になったのは音響がいまいちだったということです。しかし、これだけ最新の技術を使った映画で音響に手抜かりがあったとは思えません。パソコンの再生環境を疑ってみました。

調べてみると、どうも Windows 7 は OS が管理するサウンド機能に問題があるらしく、通常の再生手段だと使用するソフトに関わらず音質が劣化してしまうのだそうです。Windows XP にはなかった問題らしいので、以前 XP で DVD を観ていた時には音質も良かったのです。それで Windows 7 にしてから久々に DVD を視聴して音質の劣化が気になったのかもしれません。

私自身はもともとそんなに耳が良い方ではないので多少の音質劣化など気になるはずもないのですが、そんな私でも気づくくらいですからこの違いは大きいのだと思います。専門家でなければわからないほどの小さな違いではないでしょう。

それでも回避策がないわけではなく、ASIO とか WASAPI とかいう特殊な再生手段を使うことで OS のサウンド管理をスルーして高音質での再生が可能になるのだそうです。

残念ながら OS 付属の Windows Media Player にはそんな機能はないので、このソフトを使って DVD を観る場合にはどうしても音質が劣化してしまいます。「アバター」はこのソフトで観ていたので音質が悪かったのです。

一般的には DVD ドライブに再生ソフトなどが付属しているものですが、そんなものなくても DVD は観れると思ってソフトが付属していない安いものを選んでしまったので、市販の DVD 再生ソフト等はありません。

私のパソコンにはフリーウェアの MPC-BE というメディアプレーヤーもインストールしてあります。このソフトも DVD を再生できるのですが、初期設定のままだと Windows Media Player 同様に音質はよくありません。

しかし、オーディオ出力の設定を「MPC Audio Renderer」というものに変えることで「WASAPI 排他モード」での再生が可能になるようでした。このモードで再生すると音質を改善することができました。

次に、ツタヤで借りてきた「アイアンマン 3」の DVD を観ました。今度は再生ソフトに MPC-BE を使い、WASAPI 排他モードで再生してみました。音響も改善されて迫力のある映画を楽しむことができました。やはり音がいいのも DVD のメリットの一つですからね。

「アバター」も「アイアンマン 3」も 1 回目の視聴は日本語の吹き替えで観ました。返すまでにもう 1 回ずつくらい英語の音声で観るつもりです。

既に「アイアンマン 3」の方は英語での視聴も終えました。字幕も英語の物を表示しておきました。最初に日本語で一度観ているので内容はわかっています。雰囲気でわかってしまうので英語が聞き取れているのかどうかはよくわかりませんが、最初はとりあえず慣れるところから始めればいいと思います。

実は DVD を借りてこようと思ったのは、英語の勉強をしたいと思ったからというのもあります。

最近 Wizardry 8 というパソコン用のゲームを購入したのですが、これが日本語に対応していなくて全部英語なのです。RPG なので英語が読めないとストーリーがわかりません。ただ、この Wizardry 8 はセリフのほとんどが音声で読み上げられるので、せめてヒアリングができればより楽しめるんじゃないかと思ったのです。

それで、海外の映画を DVD で字幕付きで観ればちょうどいい英語の勉強になって Wizardry 8 も楽しめるようになるかもしれないと思ったわけです。

私自身は 20 年くらい前にアメリカに留学経験はあるので、かつては英語もそこそこできたのですが、さすがに今となってはすっかり忘れています。昔の感覚を取り戻すような感じで DVD を観ながら英語を身につけられればいいなと思っています。

そんなわけで、DVD ドライブを新調して DVD を観まくることにしたわけです。


バナナ塾

2014-09-23 18:42:58 | エンタメ
バナナマンがMCの「バナナ塾」というテレビ番組があるらしいのですが、YouTube に動画がアップされていたりするのでたまに観ています。実は、テレビでの放送自体は一度も観たことがありません。

バナナマンの設楽さんと日村さんに加え、大島麻衣さんの3人が、毎回ゲストの芸能人を迎えて問題点を改善するという趣旨の番組です。なかなか面白いので、YouTube で見つけるとつい観てしまいます。

ゲストの芸能人は問題点を抱えているだけあって、売れっ子の人気者というよりは、知名度が微妙な感じのくすぶり気味の芸人やアイドルが多く、私もほとんど知らない人たちばかりなのですが、バナナ塾を観ているうちに少しずつその手の芸能人について知るようになりました。

いわば下積み中の芸能人にとっては知名度を上げてくれるありがたい番組ということになりますね。

やってることはバカバカしい内容ばかりですが、多くの芸能人たちの助けとなっている「バナナ塾」の芸能界への貢献度は非常に大きいだろうなと思いました。

バカバカしくてくだらないことでも、一生懸命に頑張ることができる人は将来大きく成長してゆくんだろうなと思います。

私も見習って、たとえ人に認められなくとも、自分にできることから少しずつ頑張っていこうかと思います。

「チャイルド・プレイ」シリーズ視聴完了

2014-05-23 05:01:04 | エンタメ

映画「チャイルド・プレイ」シリーズを一気に視聴しました。

感想は、とにかく面白かった!

まずは第一作目の「チャイルド・プレイ」の DVD をツタヤで借りてきて観ました。ツタヤには「2」と「3」までは並べて置かれていたので、1 週間ごとに順番に借りて観ました。

「3」を借りるときに「チャッキーの種」も見つけたので一緒に借りてきたのですが、順番としては「チャッキーの花嫁」が先になります。やっぱり順番に見ないと気持ちが悪いので、ネットで探してみるとニコニコ動画にアップロードされた動画を見つけたので、「花嫁」はそこで観ちゃいました。

最後の「誕生の秘密」だけはネットでもなかなか見つからなかったのですが、YouTube で有料配信されているのを見つけたのでレンタルして視聴することができました。

第一作目は 1988 年公開ということなので、私が高校生くらいの作品なのかな。もはや古典と言ってもいいほど有名な作品ですが、今まで一度も観たことがなかったのでストーリーは全く知りませんでした。

最初はホラーっぽい雰囲気はあるのですが、「2」辺りからすでにコメディーっぽくなり始めていて、怖いという感じはほとんどしませんでした。

人殺しの残酷なシーンが多いので「面白い」とか言うのも不謹慎かもしれませんが、とにかく面白いので続けて全部観たくなってしまったのでした。

ある意味、「2」以降はすべて第一作目の「セルフパロディー」とでもいう感じで、例えるならば、「ゾンビ」に対する「バタリアン」みたいな感じかな。

他のホラー映画のパロディーなんかもたびたび出てきてマニア心をくすぐります。

内容もワンパターンということもなく、毎回異なる切り口で凝ったストーリーになっていたりして飽きさせません。これ、結構重要ですね。ホラー映画の続編はワンパターンになりがちですから。

人形が動き回る様も可愛いんだよね。人が演技するよりもずっと面白い。何をやってもチャッキーのアクションがコミカルに見えてしまうんだよね。そういったところが「チャイルド・プレイ」の最大の魅力なんだと思います。

ツタヤでは「花嫁」を飛ばして「種」が置かれていたのは、ちょっとした話題性がある内容だったからかもしれません。DVD の音声切り替えで、通常の納谷六郎さんによる吹き替えの他に、お笑い芸人の山崎邦正さんの吹き替えも収録されているのです。

山崎邦正さんは持ちギャグでチャッキーのキャラクターを演じることがあるので、それが縁で吹き替えをすることになったようです。

今回は山崎邦正バージョンで視聴してみたのですが、運が悪いというかなんというか、「種」ではチャッキーの狂気じみた叫び声のシーンがほとんどなくて、山崎邦正さんのギャグの持ち味が全く出ていなかったように思います。セリフ回しは声優素人の芸人さんにしては意外に上手で違和感もなかったんですが、個性が完全に死んでしまっていて、はっきり言って全然詰まんなかったですね。

「3」まではオリジナルの英語の音声で視聴していたのですが、やっぱりオリジナルの声優さんの声が一番だと思いました。迫力は最高です。

「花嫁」は選択の余地がなかったので納谷六郎さんによる吹き替えで視聴したのですが、納谷六郎さんの声もなかなか良いと思いました。さすが、ベテランの声優さんです。

最後の「誕生の秘密」は、たまたま見つけた動画が吹き替え版で、そのままレンタルの申し込みをしてしまったのですが、YouTube の動画は DVD と違って音声の切り替えができないということに後になって気づきました。調べてみると字幕バージョンの動画も配信されているようだったので、そっちにした方がよかったと少し後悔しました。

ちなみに、レンタル料金は 400 円でした。ツタヤで DVD を借りれば 100 円だし、音声の切り替えもできるのに、それもできない動画に 400 円というのはちょっと高いかなという気もしました。100 円以下なら割に合うかなって感じです。

YouTube では高画質(HD)の配信もしているのですが、そちらを申し込もうとしたら「あなたのパソコンでは視聴できません」とか言われて申し込みできませんでした。スペックに問題があったのかな?

HD 画質で観れるならツタヤで DVD を借りるよりはましなので、ちょっとくらい料金が高めでも納得なんですけどね。

内容は「種」までのコメディー路線から一変して完全にシリアスな正統派ホラーに戻ってました。スケールはダウンして小ぢんまりとした感じになってしまっていますが、それもまたよしといった感じでしょうか。いろいろと過去の作品の「まとめ」的な内容になってました。いろんな意味で「大人」になってしまったとでも言いましょうか。

チャッキーの顔が以前よりも可愛くなったなと思ったのですが、実は特殊メイクだったようです。特殊メイクのラバーをはがすと、縫い目だらけの醜悪な顔に戻りました。なるほど、そういうわけかと納得。

でも、「チャイルド・プレイ」はこんな風にまじめに作るよりは、おバカ映画路線を走り続けるのも悪くないような気もします。最後はうまくまとめられちゃってるので、もうこれで最後、続編はないかなって感じもしますけどね。(あるのかな?)

第一作目が作られた当時と違い、今や CG 全盛で、チャッキーのようなキャラクターも CG で違和感なく作り上げることもできるほど技術は向上していますが、CG ではない人形だからこそ出せる面白さは、逆にいまどきの映画ではほとんど見られなくなってしまいましたよね。

大道具・小道具の職人技が生きる「チャイルド・プレイ」のような味わい深い映画は、もう二度と作られることはないのかもしれません。

残酷でめちゃくちゃな映画ですが、こういう映画を観ておいても損はしないと思います。