マイクロン号と縮小装置 約1/300 フルスクラッチビルド
「ミクロ決死隊(1972)」より
これはまたアダルトな方でないとさっぱり判らないアイテムですが、おそらく「大魔王シャザーン」「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」や「電子鳥人Uバード」とかが判る人の記憶にはあるかと思われる、アメリカはハンナ・バーベラ・プロダクションの作品に登場するモノです。
設定が奇抜なTVアニメーションで、“マイクロン号(現地版名:ボイジャー)”と名付けられた空海両用の特殊探索機をミクロサイズにまで縮小し、そのサイズでしか不可能な特殊任務をこなして行くというものでした。
これはその「マイクロン号」と基地にある「縮小装置」を自分なりの解釈にて立体化したものです。
マイクロン号の横に立つ4人は主人公となる乗組員で、スケール比較として配したもの。
むかって右から隊長のブラック・アイ(現地版名:ジョナサン・キッド)、紅一点生物学者ミス・フラワー(:エリカ・レイン)、マイクロン号の設計者である学者くん(:バスビー・バードウェル)、そして超能力者のミスター・ネンリキ(:グールー)。
マイクロン号はプラ板の囲み構造で製作、縮小装置は円錐や球体の部分が木製、湾曲した支柱はダンボールと厚紙で出来ています。
カラフルなプラットフォームはプラ板とドーム型のガラスを組み合わせたものです。
@APCカシメルマン
しかし番組名をネット検索してみると、当時観ていた人でもマイクロン号とかよりもミスターネンリキのみを覚えていて、「どんな番組に出てたっけ?」という問い合わせにでくわします。この“謎のインド人”は多くの人間にそうとうなインパクトを与えていたようですね。
しかし、丁寧な工作と思い入れだけは伝わります!今後もこっち方面で楽しませてください。
とは言え今時はネットで動画も見れますし結構若いオタクの子が古いネタ知っていて驚かされる事もあります。
ただ 個々の映像作品にはそれが作られた時代の空気感がありリアルタイムで見た人が持つ印象とはまるで違ってしまいますけどね。