北海道室蘭にボルタ工房という会社があり、ボルト・ナット・ネジを半田付けして人間の動作を真似た作品を作っているんですが、これが表情を持った人間のように見えるというか、感じるというか、ボルト・ナット・ネジなのに不思議ですね。
自然の太陽、海、草は人のような表情に見えることはほとんどないのに、人間が意識して人間の動作を真似て作ると無機物でも表情が見えてくるんですね。単なる無機物と表情が見えてくる無機物の境界が面白いですね。
この写真を撮ったのは7~8年前、三基の風車が並んで夕日を見てるように感じたのではなかろうかと思っています。