ニュースを見てビックリ!
南太平洋トンガ沖で大規模な海底火山噴火が起こり、津波警報、注意報がほぼ日本全国に発令されたのです。
ネットでは、噴火記事が載っていたのですが、警報や注意報が発令されているなんてね。
ちなみに、青森県は、太平洋側及び一部日本海に面した市町村が対象です。
朝から、TVはどのチャンネルも“避難してください“の画面、四国では津波の影響と思われる係留された漁船の転覆が相次いでいるニュース。
さて、これから陸奥湾で海岸ゴミ拾いを予定していて、どうしたものか悩ましいところです。
湾内での警報、注意報は出ていませんが。
※海岸に打ち寄せられた買い物かご
よし、決行しよう。
寒波が去った後で、風や波はなくとても穏やかな海です。
※幼鳥を囲んだ親鳥
私たち人間が捨てた様々なプラゴミを拾っていると、遠くに羽を休めていた白鳥の親子が近づいてきます。
親鳥と昨年生まれた幼鳥3羽。
幼鳥は警戒心があまりないようで、すぐ目の前まで来ました。
流石に、親鳥は警戒して彼らの後方にいます。
※漂着した買い物カゴが一杯になったプラゴミ
みんなの目が私に注がれています。
「何してるんだろう?」
視線が気になりますが、黙々とプラゴミ拾いを続けます。
しばらくしても、この家族は離れません。
腹ペコなのかな!?
「あ!そうだ!キウイフルーツがある。食べるかどうかやってみよう」
一旦その場から離れ、小屋からキウイフルーツの入ったバケツを持って戻ってくると、まだ白鳥の親子はその場にいました。
キウイフルーツを与えたところ、警戒しているのか食べません。
しばらくすると、幼鳥の一羽が少しだけ食べました。
すると他の幼鳥も口にしましたが、親鳥は私をずっと見ています。
警戒しているのでしょう。
※再びプラゴミ拾いすると、また近づいてきた白鳥の親子
これ以上、付き合ってもいられないので、それ以降は知らんふりしてゴミ拾いを再開しました。
やがて、白鳥の親子は離れて行きました。
ようやく本気でゴミ拾いを始めることになりました。
「次に来るときは、餌を持ってくるからね!間違ってもプラゴミを食べるんやないよ!」
そう思いながら、私たち人間の出したプラゴミ拾いに精を出しました。