日々雑感  ~ 青亀恵一

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大学も英断

2009-01-23 08:27:44 | 教育
大学も英断




保護者の解雇、卒業生の内定取り消し
と在学生の家族や卒業生の今後に不安も尽きない。

そのような折、
淑徳大が学費支援の大英断を。

今春の就職の内定を取り消され、
その後内定が得られない学生に対し、
学費を免除して1年間卒業を延期させる措置。

また、
保護者の離職などで家計が急変した受験生や在学生を対象に、
学費を1年間全額免除するなどの支援策も実施する予定。

大英断である。


大学も経営感覚を持って運営するのは、
当然のことであるが、
緊急時において、どのような姿勢で対応するかが
その学校の精神を知る大きな手がかりにもなる。

学校の大きな使命のひとつは、
学問を授けて、社会に送り出すことである。


ただ、今のように厳しいときには、
一様には行かない。

いかに、学生の環境を整えて社会に送り出すかであり、
そのような姿勢をしっかりと持っている学校は、
すばらしいの一語に尽きる。


民間でも、地方団体でも精一杯の対応をしているが、
肝心かなめの国が、体たらく。


情けない国になってしまったものだ。


今朝の新聞記事では、
奨学金への応募が昨年より3割増えており、
枠を広げて、対応する旨の内容が記してあった。

奨学金返還の未納も増えているという厳しい中での対応、
うれしい記事であるが、
国も、これらの団体に対して
緊急の資金協力をして欲しいものである。

この2つのニュース、
厳しいときではあるが、
うれしいニュースである。


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