日々雑感  ~ 青亀恵一

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河童の涙

2006-11-05 07:50:27 | 教育
河童の涙


小学校の学習発表会に続いて、中学校の文化祭が行われている。
3日、4日 北条中学校の文化祭を見に行った。

演劇は、文化祭の華であり、3年生の力作である。

3年2組の演劇が、「河童の涙」。

あらすじは、
自殺を目的に河童沼に入る少年。
人間にあこがれる河童の子。
二人がであったとき、入れ替わり物語が始まる。

少年の通う学校では、いろいろな生徒が。
イジメを楽しむ5人組。
常に無関心なオタク。
勇気のないクラスメート。

こんな最低のクラスが、いろいろな出来事を通し、
少年と入れ替わった河童とふれ合っていくうちに、
仲間の和を取り戻すと言うストーリーである。


毎年、この演劇に関しては、感心する。
1時間近くにわたる劇を作り上げる力のすばらしさに驚く。

まず、ストーリーのテーマと構成と、
各場面設定とそのポイント、
脚本制作能力とそれを演技に仕上げる力。

最近は、効果音にも、努力が見られる。
音楽を取り入れる手法はもとより、
効果的なものの音を取り入れることにより、
臨場感と分かりやすさなどの効果を上げている。

若い成長期の脳を持った中学生とはいえ、
せりふの記憶も大したものである。

また、パソコンを使った配役紹介なども、
次に始まる劇への期待感を高める演出。

与えられたものの理解ではなく、
自ら試行錯誤しながらつくりだす過程において養われるものも多いのでは。

感心と期待の文化祭の鑑賞でした。

PS
目下、問題になっているイジメを真正面から取り上げた秀作でした。
真摯な態度に脱帽。


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