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日々雑感  ~ 青亀恵一

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ヌーヴォー

2007-11-06 17:50:21 | 文化
ヌーヴォー

いよいよ、シーズンである。


地元、北栄町の北条地区では、ワイン醸造所がひとつある。
一社とはいわない。

いわゆる「会社」ではない。
職人の集団組織と勝手に理解している。

生み出すワインは、「北条ワイン」
そのまんまである。

ここにも、職人らしさが表れていよう。

今日は、その「北条ワイン」のヌーヴォーについて。

日曜日にその「北条ワイン」のオーナーとご一緒した。
今年の「赤」はどうですか。

私は、「白」より「赤」が好きなので、
白ワインのことはどうでも良い。

オーナーの返事は芳しくない。
話を聞けば、もともと、ヌーヴォーは好きではないとのこと。

熟成しないワインは、・・・・・
ということらしい。

ヌーヴォーにワインのうまさを求めても詮無い。

ヌーヴォーは、ワイン風のジュースとでもいおうか。
そのように考えれば、おいしいジュースである。

しかし、オーナーはそのような気になれないのは当然である。


今年は、雨が少なく、晴天が続いたので、
さぞ葡萄の糖度ものっており、
おいしい「赤」ができていると思う。

遅ればせながら、2~3本購入して、今飲みながらブログを書いている。
(午後5時40分)

私の感覚では、いつもよりおいしく出来上がっている。
「赤」独特の深みは薄いが、その片鱗を香りと後味に感じさせる。

すんなり、迎合しないのである。

「俺は、赤のヌーヴォーだ。
お前は、誰だ。
俺様を理解できるか。
若いが、ちゃんと筋は通せるぞ」
と言わんばかりである。

侮りもしないし、恐れもしない。
ただ、ワインに言われてしまった。

「もう少し、いいグラスを買えよ」

思わず、
「すみません」
と、後頭部が返事をした。


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