陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)は11日、恵庭市の北海道大演習場島松地区で同日実施していた訓練中に、第71戦車連隊の陸士長の男性隊員(22)が一時、小銃と銃剣を持ったまま、行方不明になったと発表した。その後、師団が捜索した結果、約9時間後に演習場内で発見された。
師団などによると、男性隊員は昼食後に「トイレに行く」と言ったまま、戻らなかった。訓練を中止し、1500人態勢で捜索したところ、使っていない車両の中に隠れていたという。実弾は所持せず、男性隊員にけがもなかった。原因を調べている。【安達恒太郎】
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最終更新:10/11(木) 23:28
毎日新聞
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