今日は有休を取って西宮まで『トライアンフ・オブ・ラブ』を観に行ってきました。
朝海ひかるさん主演のミュージカルコメディです。
Mちゃんが朝早くからぴあに並んでゲットしてくれた貴重なチケットです。ありがたや～Mちゃん、ありがとう(*^-^)
さて公演ですが、出演者は７名で宝塚歌劇団の演出家、小池修一郎先生演出です。
主演のレオニード姫は朝海ひかるさん。客席から登場です。ポンパドゥール夫人を思わせるピラピラなピンクのドレスです。可愛いんです、コレが。
純粋にお姫様役なので、かなりブリッコ風にやってるように見えました。アニメ声というんでしょうか(笑)
作りこんでるなーという感じ。
王子に恋する女の子という感じはよく出てました。ラスト近くの王子と2人の場面は本当に可愛くて、いいなーと思いました。
王子役（名前忘れた～）武田真治さん。『エリザベート』でミュージカル初出演だったかと思うんですが…。あんまり舞台慣れしてないようです。人のことは言えませんが、彼は下半身がかなりフニャフニャです。いや、いやらしい意味ではなく(笑)微妙な動きをするんです。ちゃんと立って喋ればいいのに体重を右に左に乗せ替えたり、ウチマタで歩いていたり。オイオイヾ(- -;)と思いました。
でもちゃんとイケメン王子してましたよ。
1番良かったのは、伯父と伯母の話を三日月型の植え込みに登りながら聴いてるんですが、コケ方が巧い！
さすがバラエティで鍛えてるだけあるわーと感心しました。タイミングもバッチリで言うことなし！
コムちゃんとのラブシーンは少々堅かったですが、１８年間ほぼ幽閉状態で育ってきた王子の純粋さに見えたのでとても良かったと思います。
私の中で彼の評価は上がりました。
伯父・伯母役 藤木孝さん、杜けあきさん。
コメディ部分のボケ担当です。特にカリンチョさん、退団以来お久しぶりに拝見しましたが、歌の巧さは変わらず、お芝居の巧さも変わらず。なかなかいい味出してましたよ。もう少し押し出し強くてもいいんじゃないかなーとは思いましたが。
侍女・瀬戸カトリーヌさん
この公演で、1番良かったのが彼女です。お芝居も歌も、ボケもギャグも動きも素晴らしい！
もともと好きな女優さんですが、この公演でかなりランクアップしましたぁ(*゜ー^) b
ラストの薄いピンクのドレス姿はとても可愛かったです。
あとはアルルカン役と庭師役。
お名前存じ上げないので（パンフレット買ってません）申し訳ないですが、お2人とも舞台慣れしていました。
庭師さんは劇団☆新感線（字がわからん…）の方らしいです。舞台を盛り上げるのも頑張ってはりました。
ということで、コメディの舞台はとある園です。その園の一角で色々なことが起こります。
王子に惚れたお姫様がなんとかして振り向かせようとするんですが、王子はお姫様が統治する国の正当なる後継者で、レオニード姫を暗殺しようと伯父・伯母と計画していたんです。姫はそれを知って、男装して王子に近づくんですが、園に滞在するために伯父・伯母にも色仕掛けをしていて、一体誰を愛しているんだ？ということになるワケです。
結局はハッピーエンドで王子と姫は結ばれます。
そんな楽しい舞台だったんですが、一幕は曲と訳が合っていないのか歌詞が聴き取り辛い上にバタバタと場面転換が多かったため、正直…だったんですがニ幕は話がスムーズに見える構成になっていたので楽しく観ることができました。
次回、王子と姫は、黄泉の帝王と后妃で組むワケですが、この舞台を観て『エリザベート』が楽しみになりました。
朝海さんも武田さんも言われているほど歌はひどくないです。でも武田さんはトートよりもルドルフの方が似合うような気がします。
公演が始まる前にランチに行きました。劇場の近くにあるイタリアン『RYU RYU PRIMO』というお店です。
写真はランチの前菜、筍のパスタ、洋梨のタルトとコーヒー（と、Mちゃんのフォーク）です。
筍が美味しかった～！グリルして塩胡椒のみの味つけでしたが、そのシンプルさが大変良かったです。
写真は舞台のポスター、始まる前の舞台セット（生垣が回ったり開いたりして中で芝居があります）。
終演後は梅田まで行って、お買い物してディナーしてデザートして帰って来ました。
ディナーのお店はホワイティ内にある『ダイニング灯』。量が少ないお店でした…。
茄子とベーコンのトマトソース、スルメイカの味噌マヨネーズ。
デザートのハーゲンダッツ。
