こんばんは。
さて今回は紫外線のお話しです。
シミの原因として語られることの多い、、嫌われもののメラニンですが、
メラニンは、肌に悪影響を及ぼすだけのものなのでしょうか?
いえいえ、、メラニンは肌にとって必要なものなのですよ・・・みなさま(^^。
確かに、メラニンがシミの原因となるのは事実ですが、
その前に、メラニンには「紫外線から肌を守る」という大切な役割があることもお忘れなく・・・。
これから日差しが強くなるこの時期、肌が紫外線などのダメージを受けると、
肌細胞を守るためにメラニンが生成されます。
このことはご存知の方も多いでしょう。
つまり、メラニンは、肌にとって必要なものなのです。
メラニンができるのは、、肌の防御反応ですから、できたメラニンを今度はいかにスムーズに排出するかが、、、
美肌を保つための鍵になります。
最初に、、メラニンが生まれるまでのメカニズムはというと・・・。
1、 肌が紫外線を浴びると表皮の中のメラノサイトに脳から・・・「メラニンを作ってちょ~~」と命令が伝わります。
2、 すると、、メラノサイトにあるチロシナーゼという酵素が活性化します。
3、 この活性化したチロシナーゼというアミノ酸が、メラニンに変化するのです。
こうしてできたメラニンは、肌の深部からターンオーバーによって徐々に押し上げられます。
また、その過程で分解され、最後はアカと一緒に排出されます。
しかし、間違ったスキンケアや寝不足、疲れ、生活習慣の乱れなどが
原因となってターンオーバーが乱れると、メラニンの排出がスムーズに行われず、メラニンが肌表面に残ってしまうのが、
シミの大きな原因です。
また、海や山などで強烈な紫外線を長時間浴びてしまうと、、メラノサイトが異常に活性化して、ターンオーバーが追いつかずに
シミになってしまうことがあります。
はい、、ということで・・お判りだと思いますが、、シミを作らないためには、正常なターンオーバーが大事ということになります。
「日に浴びることを極力避けてメラニンを作らない」という従来の考え方も良いのですが、
これからは、「メラニンを肌内部に残さないためのターンオーバーを・・・」をキーワードに、正しいスキンケアをはじめた方が良い
のではないでしょうか。
次回は、、ターンオーバーのポイントについて書きますね。
・・・・では、、、また(^^