10年以上前の記事になりますが、
印象深かったので載せますね(^^
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英国に、周囲の人から「極めて質素」と思われながら人生を歩み、生涯を閉じた老夫婦がいる。しかし2人が
質素に暮らしていたのは、決してお金がないからではなかった。夫婦は今年2月までに亡くなったのだが、
遺した財産は実に140万ポンド(約1億8,000万円)にも及ぶという。
英国で話題を呼んでいるのは、英中部のマージーサイド州サウスポートの療養施設で晩年を過ごした、ゴードン
ハーディーさんとジーンさん夫妻。元公務員と郵便局長という堅実な仕事をしていた2人は質素な生活を貫いたが、
そのスタイルは何も仕方なくというわけではなく、2人の信念の結果だった。
ただそんな2人の生活を見て、近所の人は「彼らは充分なお金を持っている」とは、誰も思わなかったらしい。
というのも、近所の人が見かけるゴードンさんは「常に同じスーツ」(英紙デイリー・メールより)を着ていたから。
また、家には「テレビも無かった」(英放送局BBCより)そうで、誰も2人に財産があるとは夢にも思わなかった、
というのが実際のところのようだ。
英地方紙サウスポート・ビジターには、家を売却することを決めた夫妻から25万ポンド(約3,300万円)で購入した
テレーズ・ホーンさんのエピソードが紹介されている。ホーンさんが実際に家を見ようと見学に訪れた日、
購入希望者が15人ほどいたそうだが、不動産業者から価格の上乗せについて聞かれた妻ジーンさんは
「家のまま売れればいい」と返答。それだけ購入希望者がいればもっと高値で売れる――といった欲もなく、
金額の上乗せには興味を示さなかったという。
それから夫婦は施設に移り、2年後の2008年にジーンさんは80歳で死去。後見人として、リンゼイ・マクヘイル
弁護士がゴードンさんの財産管理を行うようになった。着任早々、様子を伺いに彼のもとを訪ねたマクヘイル
弁護士は、部屋には衣服が一切ないことに気付き、スーツが「彼が持っていた唯一の服だった」と話している。
また、ボロボロのスーツケースに結婚アルバムと古い写真、4,000ポンド(約52万円)の時計を含むいくつかの
骨董品しかなく、あまりの物の無さに複雑な気持ちになったそうだ。
ゴードンさんの生活スタイルは晩年も変わらず、マクヘイル弁護士から毎月20ポンド(約2,600円)の小遣いをも
らうだけ。そのうちの9ポンド(約1,193円)は電気代の支払いに消えるなど、あまりに求める金額が少ないことから、
何か買いたい物はないか、どこか行きたいところはないかと尋ねると、彼は決まって「お金を使う必要があるのか」
(デイリー・メール紙より)と返事してきたという。そんなゴードンさんも、「妻を亡くして途方に暮れた」(英紙デイリー・ミラーより)
気持ちも影響してか、今年2月に死去。質素な生活を貫いた結果、140万ポンドもの財産を残してこの世を去った。
生前子どもがいなかった2人は、ボビーという名のプードルを可愛がり、動物好きとしても知られていたそう。
そこでゴードンさんは、遺産の使い道について3つの動物保護団体を指定し、分けて寄付するようマクヘイル弁護士に
遺言を残したという。
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なかなか私には縁遠い話なのですが、頭にいつも残っていて、
忘れられない話になります。
これ「あり方」の話ですね。
人生をどうやって生きるかではなくて、、
自分の人生、、どうであったらいいのか・・・。
どうあるべきなのか・・・。
どんな人になりたいのか・・。
そんな「心のあり方」が、、伝わってくる記事のような気がします。
もちろん当人に会ったこともないですから、、記事から感じた感想ですが、、ね(^^
どんな思いで、心構えで、何のために・・・生きてるの?
「あり方」を問う質問ですが、、
そんな話を、、真剣に話す機会が減りましたね。
カッコ悪いからですかね???
ウチの息子には、、毎日聞いてますが・・・(^^;;
「どんな人になりたい」って、、ウザイようです・・がはは
さて寝ます、、おやすみなさい(^^