トイレの神様～エッフェル塔はすきですか？～

久しぶりに田口ランディさんの本を
読みました。

ドリームタイムというタイトルのその本は
夢と現実の接点を交差しながら
進んでいく物語。

真実だとしたら、すごいことだと思うし
空想だとしたら、これまたすごい空想だと
思ってしまう。

さてお話の中に
トイレの神様がでてきます。

お家の中にはその場所その場所に
神様がいて、お家の配置が悪いと
神様が居心地が悪くて
人にいじわるしてしまうそうです。

物語の中に、「私」の家の配置が
でてきますが、中古で買ったお家の
配置の中で、どうもトイレがしっくり
こない場所だったそうで、その相談を
していくうちに、「トイレの神様」の
話がでてきます。

今朝、トイレの掃除をしていて
うちにもトイレの神様がいるんだとしたら、、、
と思うと、トイレの神様に問わずには
いられませんでした。

ブラシをもって便器をごしごししながら
「トイレの神様、うちのトイレは居心地
いいですか？」

今度は洗面所に行って、鏡を拭きながら
「もしもいるなら”洗面所の神様”、日頃
鏡ふきを怠っていてすみませんです」

そして棚の上においてある
ガラスのエッフェル塔を拭いておきます。
「洗面所の神様、エッフェル塔はおすきですか？」
（私は好きなんですよ）

ところでパリだけでなく、アメリカでも
アジアでもホテルでは洗面所も
トイレも一緒になっています。

お互いの住処に同居しているので
相性の悪い神様同士だったら
どうなっちゃうんだろうね。
もしくは気を使いあう神様同士だったら
疲れちゃうよね。

うちの洗面所とトイレは別々だから
それぞれの神様、リラックスできて
とりあえず、よかったですね。