東京スーパーミニヨン時折ブルー

未来のスーパーエッセイスト・マツドアケミによるカワイイモノのコト、好きなヒトたちのコトと時折プチブルーな日々

蚤の市のホウロウたち

2005-09-13 09:58:35 | 日々
今回のパリは見本市がメイン。
それでも年明けの開催分よりもうんと新商品率が少ないため
買い付けは私とコーディネーターの三富嬢のふたりで対応。

どうにか2日間を歩き回り9社と面談し、その後空いた時間で
パリの蚤の市のひとつ・ヴァンブにやってきました。
顔みしりのブロカント(古物商人)たちがあちらこちらで
「元気だった?」と声をかけてきます。

みんなそれぞれ専門分野を持っていて、その自信のある品揃えに
魅了されることはよくあります。

さて、フランスでホウロウといったら、どっしりと重くて鮮やかな
カラーのル・クルーゼを思い出す方もたくさんいることでしょう。
今年始めのヴァンヴでは60年代(か70年代)のル・クルーゼ
のとってもレアなお花柄デザインの鍋をみつけ2つ持って帰って来ました。
店頭に並べたところ、ル・クルーゼにお勤めの方がいらして、これは
ル・クルーゼ博物館にも1つしか展示されていなかったものですよと
おしえてくれたとスタッフからききました。

最近の蚤の市は日本人がたくさんきていて、それゆえに日本の市場も飽和ぎみ。
本当に好きな人が、本当に適正と思われる価格でしか購入しなくなって
いることもあり、とてもむずかしい仕事になってきていると思います。

だから自分が心からかわいい!と手放したくなくなるくらいのものを
吟味します。
店頭にだすのが楽しみでありながら、ちょっぴり寂しい気持ちもします。

写真はホウロウやキッチンツールを専門にやっている女性のブースです。
今回は友人がここでワイングラスを2つで10ユーロで購入しました。

マレでランチ

2005-09-13 00:11:20 | 日々
買い付けのたびに訪れるパリ・マレ地区にあるcamile。
フランス料理のレストランで高くもなく安くもなく、でも
かなりおいしい! ランチタイムはいつもビジネスマンや
OLさん(といういい方はするのかな?)で
いっぱいになります。

英語のメニューがあるので、観光客はそちらがだされますが
私は頑張っていつもフランス語のランチメニューをリクエスト。
するとでてくるのがこの黒板。

前菜とメイン、もしくはメインとデザートで18ユーロくらいだったかと
思います。

私は前者を選ぶことが多いのですが、今回は鴨肉のローストとポテトの重ね焼き
グラタンのメインとライスプティングのデザートをチョイス。

パリに来たばかりの頃はメニューだってちんぷんかんぷんで
レストランに入るのもおどおどしていましたが、もうすっかり
慣れっこ。ウエイトレスのおねえさんとも顔なじみ。
おねえさんはパリにある「とらや」(そう、あのとらやです)がお気に入りの
ようで、毎回「くずきり」「みずかし」が好きなのと教えてくれます。