朝のニュースの特集。
韓国の若手テノール歌手が、甲状腺がんを患い、
一命はとりとめたものの、声を失ってしまった。
それを知った彼のファン(日本人)が、治療のために奔走する。
声帯手術の権威を調べ、彼のコンサート(ビデオと生演奏)で
寄付金も募る。
それもこれも、ただ彼の歌声に感動したから。
彼の手術はつい一週間前に日本で執刀された。
局部麻酔で実際に声の具合を確かめながら、延々4時間。
事前に彼の声をCDで聞いた執刀者の医師は
「勇気を与えてくれるような声だね。」
手術の最後、「歌ってご覧。」と言われて
がん摘出手術以来、始めて歌声が手術室に響いた。
キリストを賛美する歌。
もちろん全盛期には遠く及ばないが、術前の
かすれて息が漏れる「音」でしかない声に比べたら
まさに奇跡のようだった。
本当に声の調子がわかるのは一ヵ月後。
彼の声が復活することと、病が再発しないことを祈る。
そして、誰かを動かすことができるような、歌が歌えることを。
(前夜、吉行理恵さんが甲状腺がんで亡くなった事を知ったので、
余計に気になった)
韓国の若手テノール歌手が、甲状腺がんを患い、
一命はとりとめたものの、声を失ってしまった。
それを知った彼のファン(日本人)が、治療のために奔走する。
声帯手術の権威を調べ、彼のコンサート(ビデオと生演奏)で
寄付金も募る。
それもこれも、ただ彼の歌声に感動したから。
彼の手術はつい一週間前に日本で執刀された。
局部麻酔で実際に声の具合を確かめながら、延々4時間。
事前に彼の声をCDで聞いた執刀者の医師は
「勇気を与えてくれるような声だね。」
手術の最後、「歌ってご覧。」と言われて
がん摘出手術以来、始めて歌声が手術室に響いた。
キリストを賛美する歌。
もちろん全盛期には遠く及ばないが、術前の
かすれて息が漏れる「音」でしかない声に比べたら
まさに奇跡のようだった。
本当に声の調子がわかるのは一ヵ月後。
彼の声が復活することと、病が再発しないことを祈る。
そして、誰かを動かすことができるような、歌が歌えることを。
(前夜、吉行理恵さんが甲状腺がんで亡くなった事を知ったので、
余計に気になった)